これは、ただのメスガキ物語じゃない
- ★★★ Excellent!!!
タイトル通りの「メスガキ」キャラが出てくるかと思いきや、良い意味で期待が裏切られます。
才能ある少女アヴィは、ある理由で意図的に魔法の成長を止めています。
調べる中で明らかになるのは、親から刷り込まれてしまった「特別であれ」という歪んだ価値観でした。
本作は、才能や努力を無条件に称揚しがちな物語とは一線を画しています。
善意や愛情が、いかに簡単に子どもを縛り、壊してしまうかを丁寧に描いており、胸に刺さります。
意外にも重苦しいテーマが描かれていますが、キャラ同士の会話はコミカルで読みやすく、押しつけがましくなく感情の揺れが伝わってきます。