祝いと災いは紙一重?
- ★★★ Excellent!!!
テレビ局のカメラマンである主人公は、就任式や道路開通式などの取材現場で、異様に幸福そうな笑顔を浮かべる男を何度も目にします。
その男が現れた「祝賀の場」は、後に事故や事件に見舞われていきます。
祝福と災いを結びつける発想が非常に秀逸で、日常に潜む不気味さを巧みに引き出しています。
祝男の存在についても、説明しすぎないことでかえって想像力が刺激されます。
最後、主人公の身に何が起こるのか、不気味な余韻を残します。
短いながらも完成度の高い作品だと思いました。