概要
忘れられない彼のため、私はカラスを殺す--想像で
恋人との別れ、自己否定、そして潜む執着心。愛した人を思い続ける主人公の心理を現実と想像が交錯する描写で描いた短編です。失った愛、狂おしいほど愛おしい記憶、そして再会の恐怖を通じて入り混じる感情を追体験できます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!だけど殺さない の決意に血が滲んで、こっちまで辛くなる
これ以上不幸にならないようマイナスの感情を押し殺して頑張っているのに結局辛い。
恋人を求める女性に対して軽蔑する心理が、ちゃんと受け入れている証拠だと思うと、今さらなんて言葉をかければいいのかわからない。
「お母さんと会わせたい!」で、価値観の違いが絶望的に明らかになった気がして、心がヒンヤリする。
どうして私の隣には、ごく当たり前に幸せがいないの? 質問が悲鳴となって心を揺さぶってくる。
それでも貴方は殺さないほうを選んだ。
そんな貴方に「幸せになって」なんて無責任なことは言えないけど、せめて悪化しないことを祈りたい。