デジタル化であたふた

仲津麻子

デジタル化であたふた

 最近は色々とデジタル化されて、セキュリティも厳しくなってきています。それは安心材料なのですが、私のような年配者にはなかなか慣れないことです。


 未知、知らないことは好奇心を刺激されると同時に恐怖も感じます。もし失敗したら周りに迷惑をかけるかもしれない。そんな昔気質の性格が前に出て、なかなか積極的になれないこともしばしばです。


 先日クレジットカードで決済しようとしてできなくてアタフタしました。

 サポートへ電話したところ、セキュリティ 強化で会社のサイトでのマイページへの登録が必要になったとのことでした。


 で、登録しようとしてハタと困った(笑) カードを作ったのが20年以上前で、登録してある電話番号が昔のアナログ固定電話。ワンタイムパスワードが届きません。


 マイページでは電話番号の更新ができないので、銀行で変更してくださいとのこと。近くの取引銀行等口へ行ったのですが、こういうケースは初めてだったのか、良く知らなかったみたいです。


 それでも窓口の方は親切に対応してくれて、まず銀行登録の電話番号を変更してからクレジット会社へ連絡してくれたので、しばらく待った後でようやく変更できました。やれやれです。


ちなみに銀行も今はペーパーレスなんですね。二年ほど前にはまだ紙の申請用紙が使われていましたけれど、電話番号もタブレットでの変更でした。戸惑いながらも行員さんの誘導でなんとかできましたが、どんどん置いてけぼりになってしまう気分でした(笑)


 他にもスーパーの自動レジ。十歳離れた妹などはスルスル当たり前に使っていますが、 あれも恐怖の対象です。


 もたもたしていると次に待っている人にご迷惑をかけてしまうと焦ります。おそらく慣れれば当たり前に使えるようになるでしょうけれど、若い頃と違って慣れるまでに時間がかるのです。


 ファミレスのタブレット注文も妹まかせ。あの脳天気な音楽を流しながら来る配膳ロボットは楽しくて可愛いですけれどね。

 最近はスマホでの注文するファミレスもあるとのことで、スマホの扱いも覚束ない私は、もう年寄りだけでファミレスは行けないねと、夫と笑いました。


自分でも驚くほどなのですが、昔と違ってパッと響かないことが増えているのです。考えていても行動に移るのが遅れる。説明を読んでも理解が遅いのは最近自覚しました。とにかく何にでも時間がかかります。


 生活の中のあらゆるところでデジタル化、さらにはAIの導入など新しい技術が当たり前になってきて、うかうかしていると何にもできない老人になってしまいそうです。


それでも今の時代を生きていくためには慣れていかなくてはなりません。

 願わくば若い方々、じれったくても長い目で見ていただけるとありがたいです。

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デジタル化であたふた 仲津麻子 @kukiha

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