お稲荷さんが大好きな神様
吹石
‐‐へんてこな神様との出会い‐‐
これは俺、『
「はあ……なんでこんな暑いんだよ」
その日、俺は散歩に出たことを後悔していた。俺は今年中学校に入学した。だが部活には入っていない。
「何処かに涼しい場所ないかな〜」
俺はそう言いながら家周辺を散歩していた。
「なんだろ……ここ」
俺はいつも学校へ向かう道とは反対の方向へ散歩へ行っていた。そこには辺りとは一風変わった場所があった。住宅街の中に小さな雑木林があり入口らしき場所には石の階段があった。
「少し気になるな」
俺はつぶやき階段を登ってみた。
「涼しい〜」
上はとても涼しかった。
「祠?」
奥の方には小さな鳥居と小さな祠があった。
「狐?」
祠の手前に狐の石像があった。
「じゃあここは狐の神様とかを祀ってるのかな?」
そう思い狐の石像を触ってみると、
「え?」
急に目の前にまばゆい光が広がった。
「お主か……我を呼び出したのは」
目の前には狐のような耳と尻尾を持った女性がいた。
「我にいなり寿司を捧げよ」
「は?」
これがへんてこな神様との出会いなのであった……
お稲荷さんが大好きな神様 吹石 @kuraunsan
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