主人公のアリスちゃんの明るさが光る、笑えてドキドキして前向きになれる一作。
クーデターで父王を失った直後に「一般市民になったなら自由に街を探索できるじゃない!」と目を輝かせる王女アリス、最高すぎます。
「切り替え早すぎないか?」と呆れる図書館長レグルスのツッコミが的確で笑いました。
「食べ歩きするの夢だったの!」って、状況を理解してる!?
脱出シーンも緊迫感ありつつコミカルです。転移装置の説明で
「執務から逃げ出す時の逃げ道として、しょっちゅう使っていた」と悪びれないレグルス。
国王と図書館長が二人してサボり用の転移装置を作ってたって、真面目な魔術をこんな使い方するんだ!アリスたちに白い目を向けられても気にしない図々しさがたまりません。
双子の従者カストルとポルックスも良いキャラしてます。
レグルスの寝室に押し入って予備シーツをぶんどるシーンが◎
そして埃だらけの図書館居住棟、レグルスがリネン類の場所も知らないって、どんだけ使ってないんだ!
研究島でのフォーマルハウトとレグルスのやり取りも最高です。船酔いで青ざめるレグルスを
「シリウスの空気操縦実験で吹っ飛ばされた時以来」って、一体どんな実験したんですか!?笑いながら指差す優男フォーマルハウト、性格悪いけど憎めない。
地下牢潜入シーンも、リゲルの魔術解除が「これくらいなら簡単に解ける」と舌なめずりしながら得意げにやるところがいい。操作盤を矢にして空気砲で飛ばすアイデアも面白い!真面目な潜入作戦なのに、どこかコミカルな雰囲気が漂っています。
ミートパイにかぶりつくアリス、天井から生えるアリス(笑)……とにかく追放されて大変なのに本人がそれをもろともせず、レグルスがシリアスに思っているギャップが最高。
あと、個人的にネーミング(一等星の名前)が好きです。
タイトル通り友達ができていく展開は最高に元気が出ました!!
続きが気になります!