気まぐれに詠んだ短歌を忘れない

鱈野 房

令和7年11月

 令和7年11月から、また気まぐれに短歌を詠み始めたので、記録として。



・11月20木曜日


 X(旧ツイッター)で、季語診断なるポストを見かけてやってみたものの、私個人の個性とはなに一つ掠らない診断に、戸惑いながら詠む。


【春疾風】


武蔵野の月に棹さし展ぶ枝の霜打ち払いまつ春疾風



11月25日火曜日


 過去のトラウマで、短歌を詠むといまだに心臓がバクバクいう。

 界隈は滅びろと、武蔵野の空に垂れこめた雲を見ながら思う。


【窓辺】


窓辺にもみつみつ雲の落ちてきて積もるほこりの影は穏やか



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気まぐれに詠んだ短歌を忘れない 鱈野 房 @taranovo

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