美少女(?)の幽霊と夜の校舎で脱出劇

夜の校舎、誰もいないはずの図書館。
追われる少女と、現れた謎の少女。

彼女は誰?
なぜ名を知っている?
そして、なぜこの世界は歪み始めているのか。

開かない扉、異形の怪物、そして鉛筆一本で戦う幽霊のような「味方」。
笑いながら、無造作に、だが確実に化物を討つ「絶世の美少女」は、恐怖と滑稽の狭間に立っていた。

次第に世界は、季節すら裏返り、昨日と明日が分からなくなる。

理不尽に満ちた世界で、自分自身さえも信じられなくなったとき、
あなたは、誰の手を取るだろうか。