このエッセイには、色々な、要素が入り込んでいます。
例えば、作者さんは、エジプトのピラミッドに思いを馳せていますが、私の知ったある女性は、新婚後、子供ができる前に、女性の友人2人で、エジプトのギザのピラミッドを見に行っています。……新婚の旦那を、家に置いてです。
また、髪を焼いたら独特の匂いがするという記述がありましたが、これは、漫画『約束のネバーランド』で、主人公らが、閉じ込められた施設(鬼の食用の為に、閉じ込められ育てられる施設)を脱出する際、女の子の長い髪を切って、あと自分らの食用の肉と一緒に燃やし、施設の管理者に、主人公が焼死したと見せる「トリック」が書かれています。
極め付きは、主題の「少女のミイラ」でしょう。
「ミイラ」になれるのは、高貴な身分の人でなくては不可能だった筈。
で「ミイラ」にするには、内臓や大脳をかぎ状の棒で掻き出して作ったと聞いています。
極、簡単な「少女のミイラ」の話ですが、この私には、色々な思いが蘇ってきます。
この私の残りの人生、もうあと少しかもなのかもね……。
非常な不思議な感覚を描いたこのエッセイ、読んでみて下さい。