パパ活女に突然転生したおじさん、人生をやり直す
@takahirohorii12
第1話
ふと目を閉じたあとに周りを見渡すと誰かよくわからないおっさんと食事をしているらしい。上司でもないし、部下でもない。取引先の社員でもない。
なぜか眼の前のおっさんはいろいろ今どんなコスメをしているのとか、最近見ているドラマはどんなのとか聞いている。私はそんなことに興味はない。
目線を下に向けるとそこにはおっぱいがあった。意味がわからなかった。
眼の前のおっさんにお腹痛いからトイレに行くといってそそくさと席を立った。おっぱいがあるということは自分のあれもないということか。なぜか頭が冴えている。大学入試と同じ感じがある。
トイレの個室に入りとりあえず自分の状態を確認することにした。服、下着、おっぱいの柔らかさ、自分のアレの有無、自分の顔。
そこそこいい感じの顔をしている。これはあれかパパ活というやつか?落ち着くためにとりあえずおっぱいを揉むことにした。確かに俺だ。触覚はある。確かに現実なんだ。
落ち着いて座っていると自分がどのような人生をしていたのかなんとなく思い出してきたような感じがしている。どこで生まれ、どこに進学し、どのような感じでパパ活をするようになったのか。こいつは相当に怠けている人生だな。それが正直な感想だ。
しかしパパ活をしているということは相手を待たせているということである。とりあえず責任は果たさなくてはいけないのであのおっさんのところに戻ることにした。
パパ活女に突然転生したおじさん、人生をやり直す @takahirohorii12
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