笑いと切なさの絶妙なバランスが心地良いエッセイ

小学生時代の教室を思い出すような友人達とのやり取りや、苦さや楽しさが入り混じった家族との思い出など、作中の志乃亜少年の目を通して綴られる日々を追体験できます。

切ない気持ちも笑ってしまうような出来事も、全ては過去の話。

自身の話ではないのに懐かしい気持ちになるのは、読みながら自分の学生時代も思い起こしてしまうからでしょうか。

ぜひ志乃亜少年の日々をご一読くださいね。

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