概要
追放されるたび、なぜか誰かが幸せになる。――それが私の才能だった。
誰からも必要とされない、自分の才能すら分からない荷物持ち――『ナオ』は、自分をそう思っていた。
冒険者パーティーからの追放、お仕事からの追放、才能判定学科からの追放。
大なり小なり、追放を重ねること、気が付けば1,000回。
不思議なことに、ナオを追放した人々は誰も彼女を嫌っても、憎んでもいない。
餞別に家を譲ってくれたり、高価な魔道具を贈ってくれたり――なにより、彼女と別れた後には出世したり、失った大切な人と再会したり、なぜか皆が幸せになっていく。
それでもナオだけは、自分が足手まといだから見捨てられたのだと思い込み、自分には価値がないと信じていた。
そんな彼女に、ある日『運命と復讐の女神』が告げた。
「”復讐の百合姫”の称号を貴女に授けましょう」
「復讐って何~私復讐なんてしな
冒険者パーティーからの追放、お仕事からの追放、才能判定学科からの追放。
大なり小なり、追放を重ねること、気が付けば1,000回。
不思議なことに、ナオを追放した人々は誰も彼女を嫌っても、憎んでもいない。
餞別に家を譲ってくれたり、高価な魔道具を贈ってくれたり――なにより、彼女と別れた後には出世したり、失った大切な人と再会したり、なぜか皆が幸せになっていく。
それでもナオだけは、自分が足手まといだから見捨てられたのだと思い込み、自分には価値がないと信じていた。
そんな彼女に、ある日『運命と復讐の女神』が告げた。
「”復讐の百合姫”の称号を貴女に授けましょう」
「復讐って何~私復讐なんてしな