他言厳禁!

乾 未知(いぬい みち)

「サポーター養成講座」受付で起きた大混乱

先日、とある「認〇症サポーター養成講座」の受付を手伝いました。

メインの仕事は、受講者の「氏名」と「年齢」の確認。


私: 「この時代に、なんで年齢まで!?」


主催者によると、統計のためで、生年月日じゃないから個人情報は大丈夫とのことでしたが…


受付、戦慄のルール決定

問題はそこじゃない!


「比較的年配の方が多いとはいえ、女性に年齢を訊ねるの!?」


受付係一同: 「こわ〜いよ!怒られない!?」


話し合った結果、

「確認はできるだけ下手(下から)にお訊ね」

「書き込みは無表情(事務的)に!」を徹底することに。


想定外の大混乱

いざ始まると、案の定、受付は大混乱!


なかなか答えてくれない年配マダムたちに

「すみませんが…」と頼み込む繰り返し。


さらに想定外だったのは、男性も歳を答えるのに躊躇すること!


『なぜ!?』


後日の推理: 普段サバ読みなどしない先輩男性方は、

「ここで間違ったことを言うと、認〇症と疑われるかも」

 と判断に迷ったのでは?


(いや、単に忘れただけかも…)


いずれにしても、もうこんなお手伝いはご辞退したい!


追伸

本日耳にした淑女紳士の皆様の情報は、すべて忘れました!デリート完了


△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲


デリート完了!何を?


感想お願いします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

他言厳禁! 乾 未知(いぬい みち) @former-inui0022

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ