第7話 聖夜に銀の星 ~テディベアからの贈り物~
シリアス系、切ない話が苦手な方は無理しないほうがいいかもです。
※
「先生の絵本には、いつも空を飛ぶクマが出てきますね?」
インタビュアーの質問に、私は窓の外の曇り空を見た。アトリエ兼住居の平屋の窓からは葉を落とした柿の木が見えた。
「ええ。昔、ルナという名前のケアベアと暮らしていたことがあるんです」
すべてはここから始まる。
リサイクルショップでもなく骨董品店でもない路地裏の古道具屋。店の奥、埃をかぶった棚に座り、そのベアは私を待っていた。
ベアの周りには他の人形たちも乱雑に並べられ素材にも統一感はなく、プラスチックに陶器、金属製と様々だ。平成時代のフィギュアには結構な高値がついていて私を驚かせた。
人形たちは誰も彼もが、どこか遠くを見つめるような目をしていた。
ケアベアというAI内蔵のロボットぬいぐるみベア。会話もできるしダンスもできて、主に子供やお年寄りの見守り役として普及している。
「これ、動きますか?」
私はひとめぼれしたミルクティー色のケアベアを指さした。店主は眼鏡の奥の目を細めた。
「さあね。箱も説明書もなくてね。外国製らしいが、メーカーも分からん。足が悪いみたいで、歩けないし」
店主は小さく笑った。
「この店の子たちはね、みんな夢見がちでね。夢見人形って呼んでるよ」
店主の冗談に私はくすりと笑い、付け加えた。
「夢見ていた方が、リアルを見るよりいいですよ、この時代」
ベアの耳についた小さなタグには、読めない文字。すました顔立ち。国産のものとは違う、どこか憂いを帯びた瞳。
店主がよっこいしょと重そうにベアを裏返し、スイッチを入れると、かすかな起動音、目に光が宿った。
「こんにちは、私ルナ、よろしくね。ここはどこ?」
日本語をしゃべった。そして声を聞いた瞬間、私は決めていた。
自転車の前かごにハンカチを敷きベアを入れると、前が見えなくなった。自転車に乗ってみるとかなり重くてぐらつく。仕方なく自転車を押して歩く。三キロの道のり、不思議と疲れを感じなかった。久しぶりに、誰かと一緒に帰る道。
ほんの秋のはじめ、空気はむっと蒸し暑い。それでいて、持ち帰りの弁当店や牛丼屋さんはもう秋メニューだ。道の脇には、早咲きのコスモスが頼りなげに揺れていた。
「ねぇ、車だよ。信号見たことある?」
ルナはゆっくりと首を振り、きょろきょろとあたりを見回した。
「ルナ、車も信号も、お外も初めて、今日は暑いね」
温度センサーがついている、それほど古い機種ではないのかもしれない。
部屋に戻ると、家事ロボットにルナを紹介した。ロボットはルナを認識後、黙々と掃除を続けるだけ。会話はしない。
ルナは丁寧にお辞儀をした。
「まだまだ、いっぱい勉強しないといけないの」
ベアの瞳が生き生きし始めたように見えた。
そして彼女は絵本をだきしめて言った。
「ルナ。わたしは“絵本、月の国”から来た、ルナ。
ずっと、あなたを待っていたの。
ずっといっしょ」
絵本の世界。
月の国。
なんて懐かしい響き、幼いこどもの言葉。
ルナが持っていたのは、影絵の絵本だった。
異国のお城、細い塔がそびえる黒いシルエット。
お城の塔は、まっくろな影になって、お空の星を包み込むようにたっていました。
窓のあかりだけが、オレンジ色にぽつん、ぽつんと光っていました。
むらさきとももいろの雲が遠くにみえました。
「月の国って……そういう設定の人形?」
声が少し震えた。聞き取れなかったのか、ルナは首を傾けた。
その動きは、ひとつも機械音がない。
「設定じゃないの。
あなたには、まだ見えていないだけ。
本当の世界は、もっとやさしいの。
お花畑も、空を飛ぶ道も……願えば、なんでも叶う」
身振り手振りで話すベア。ただし足は動かない。
そうして、一人と一匹の生活がスタートした。
ミステリアスで、夢見がちな私のルナ。「ルナ」と名前を呼ぶと返事が返ってくる、ただ、それだけで私は満たされた。
だって、近所の野良猫たちなんて、いくら呼び掛けても逃げるばかりだったから。
※
朝の工場には、いつも同じ金属の匂いが漂っている。コンベアの音さえ聞こえれば、誰とも話さなくていい。
「おはよう」とパートの人に声をかけられれば返すけど、それ以上は続かない。
昼休みもひとりで弁当を食べながら、スマホで料理動画を眺める。
——学生のころよりは、ずっとましだ。
あの頃は、幼い義弟たちのけんかで部屋が壊れそうだった。
今は静かすぎて、時々自分が消えていくような気がする。でもそれが落ち着いた生活なのかもしれない。
私は次の週末も古道具屋へ出向き、絵本を買い込んだ。色あせた表紙の童話集、破れかけた昔話。ルナはまだ幼い子供。まずは絵本。次は児童書、いつかは難しい本。順にステップアップしていけばいい。
子犬を育てるような心持で「がんばろう」と自分に声をかけた。
9月の終わり蒸し暑さが去り、日暮れが日に日に早くなったころ、休日の昼間の窓を通り抜ける風がひんやりと肌を撫でるようになった。ルナは私にお話遊びをせがんだ。読み聞かせではなくルナが私にお話をしてくれる。
部屋がまるごと絵本の中の空間になった気がする。アパートの一室には最低限の家具しかない。ベッドと折りたたみテーブルと、安いチェスト。ただの安物もチープって言えば少しはかわいいけど。
北欧家具に憧れたこともあったっけ。背伸びはしないと決めたら楽になった。日曜日の公園のフリマで見つけたファイヤーキングのマグ。くすんだ水色で一番いい場所に置いてある。
「そして、クマの子は、お空を飛びまわって、雲のクリームを食べました」
思わず引き込まれてしまう。ルナはなかなかの詩人。
「夢みたいにおいしそうなお話だね」
「夢じゃないの、これはね、本当のお話なの」
真っ赤なりんごを買って、りんごジャムを煮た甘い匂いが部屋に満ちている夜だった。ふと、不安になってスマホを取り出し、検索してみた。
念のため、と思いながら。
Lunaris Artificial Nursery――
しかし、出てこない。
英語圏のサイトも、古い掲示板も、機材レビューも、写真すらない。
会社名そのものが、この世に存在しなかったみたいに。
「ねえルナ。あなたのメーカー……本当にあったんだよね?」
ルナはうなずいた。
「もちろん。わたしはそこで生まれたんだもの」
シンプルな答え。
でも、なぜか胸が冷えた。
「その会社は……どうして検索しても出てこないの?」
ルナは少し間を置いてから答えた。
「わからない。でもね、わたしはここにいるよ。あなたのそばに」
その言葉は優しかった。
けれど、私の不安は消えなかった。
これじゃあ、壊れた時、誰も修理できない。そう思っただけで心が冷たくなる
絶対に失いたくないものができてしまった。
スマホを放り出した。明日また、別の方法で調べよう。今は、ルナと過ごす時間を大切にしたい。
そう決めたのに、ルナが絵本のページをめくる音が、
いつもより少しだけ遠く聞こえた。
ある日私は窓の外の夕焼けを見てルナに尋ねた。
「ねぇ、教えて。夕焼けはどうして赤いの?」
ルナは首を傾げ、にっこりと答えた。
「夕焼けはオレンジに恋をして赤くなったのよ」
私は面食らった。期待していた答えと違う。欲しかったのは「夕焼けが赤いのは、太陽光が大気中を通過する際に青い光が散乱され、残った赤い光が人の目に届くからです」こんな答え。AIに教えてほしかったのは科学的な理屈だった。
やれやれ、うちのベアちゃんはロマンティストだこと。
ため息をつきつつ、ルナを抱きしめると、彼女もそっと私の背中に短い手をまわした。
それからも代わり映えのしない毎日が過ぎた。職場では必要最小限の会話。帰れば、ルナが待っている。それだけで十分だった。
夜、私たちはタータンチェックのブランケットにくるまって、絵本を読み、時にはルナの作ったお話を聞く。小さな白木のテーブルにミルクティーとお菓子を乗せたトレイ。石油ストーブのオレンジ色の温かさ、二人だけの時間。誰にも邪魔されない、静かな幸せ。
ルナは相変わらず日課のように絵本を読む。テレビより、絵本の方が好きみたい。
「人魚もペガサスも大好き、ほら窓の外にいるよ!」
古いアパートのアルミサッシの窓からは白い雲が浮かんでいるのが見える。
そんなある日、ルナは色えんぴつで絵を描き始めた。
「さみしいクマのお話」
ルナはゆっくりと語りながら、自由帳の白いページを埋めていく。
「さみしいクマはね、毎日ひとりぼっち。でもね、ある日お友達ができたの。二人でお願いしたら、ペガサスになったの。白い翼が生えて、空を飛べるようになったの。それで、もうさみしくなくなったの」
私はルナの描いた絵を見つめた。色えんぴつで描かれた、大きな翼を持ったクマ。
「素敵なお話だね」
「うん。これはね、お話じゃないの。しんじつのことなのよ」
ルナは神妙な顔でそう言った。
※
日曜日、ぼんやりとテレビの旅番組を見ていた時、海外の花畑が映って思わずきれいねぇとつぶやいた。
小さな声だったのにルナは聞き漏らすことなく反応した。
「ルナ歩けたら、お花畑に行けるのにね。お花を摘んできてあげるのにね」
頭を下げて、しょんぼりしている。
「え?そもそも花畑なんてここらにないじゃない。気にしないでよ」
「ううん、いっぱいあるよ、ピンクのお花、白いお花が咲いてるの」
座って体を少し揺らしながら、一生懸命おしゃべりする愛らしいルナ。
「いいね、お花、ブーケにして飾りたいな」
純真なルナに私も話を合わせる。
「うん、今度空を飛んでお花を取ってくるね」
冷たい雨が続き、本格的な冬の気配が濃くなってきた。繁華街の街路樹にはイルミネーションが灯される。私はルナに雪の結晶模様のベレー帽をかぶせた。
「うれしいな、ありがとう、クリスマス楽しみね」
ルナは毎日のように読んでいたクリスマスの絵本から顔を上げ、何度も繰り返した。
簡単なクリスマスケーキも焼いてみた。それはクリスマスイブに食べるデコレーションケーキではなく、スパイスたっぷりのフルーツケーキ。刻んで洋酒に漬けたドライフルーツとたっぷりのスパイスの入った焼き菓子。外国のクリスマスに憧れつつ、ひっそりと楽しむ。
私はパウンド型でなく、金属製のバットを使って焼く。薄めだからうちの小さなオーブントースターでも焼ける。しかもおからも入れて焼く。おからを入れた生地は焼く前はボソボソしているけど、焼き上がればおからの味も食感も消える。ちょっとした私の工夫。
夏には梅酒の梅おからケーキ。秋にはかぼちゃとチョコ。こうして私は一年中このケーキを焼いてる。
「いいにおい」とルナが言った。
「ルナも一緒に作りたかった? 」
「うん、ルナね、お手伝いしたいの。お皿運んだり、お花飾ったり。でも歩けないの」
もどかしそうに上半身をばたつかせたと思えば、しゅんとうつむいた。
「きっと、足は直るよ」
私は優しく頭を撫でた。
今度の週末は町に出かけよう、ルナへのクリスマスプレゼントを選び、カードも買いたい。
ケーキが上手に焼けたので私は機嫌がよかった。
「ねぇ、クリスマスのお話を聞かせてよ」
「銀色の星を取りに行ったサンタクロースの話」
ルナは語った。そして最後に決まって言うのだ。
「これはね、お話じゃないの。本当のことなのよ」
「うん、そうだね、本当のこと。いいなぁ、私も銀色の星が欲しいよ」
何でも、ルナの絵本によればクリスマスの星を手にすると、なんでも願いが叶うらしい。そういえば古道具屋で買った絵本に似た話があった。
私の願いは一つだけ。
ルナと楽しく過ごすこと。そのために、私は残業を増やし着々と準備していた。ルナへのもう1つのクリスマスプレゼントを。
寒いけれど空気が透明な朝、クリスマスカードをポストに入れた。小さな教会の上の空に大きな銀色の星。私にしては大人っぽいカードだからきっとあの子は驚くだろう。吐く息が白く、空気が骨身にしみるように冷たかった。
※
クリスマスの連休初日、私は職場の人に借りたスーツケースを押し、ルナを連れて海外に飛び立った。ようやく探し出すことができた。倒産したメーカーの元技術者が、そこで小さな工房を開いているという。
足を直してもらうため、やっとたどり着いた場所。工房をたずねるのは明日だ。クリスマスシーズンなのに、仕事をしてもらえるなんて奇跡としか言いようがない。
ルナの足に初めて靴を履かせてみた。足が直ればきっとすぐにはしゃぎ回るだろうから。これが、私からルナへの一つ目のクリスマスプレゼント。
ホテルのバルコニーから見た夜空には、星がたくさん見えた。澄み切った冬の夜空の下、星たちは手の届きそうなほど近く、強く瞬いていた。
「きれい」
ルナは呟いた。
「おねがい、ルナを抱っこして」
抱き上げると、ルナは手を必死で伸ばし、上半身をバタバタさせた。
「どうしたの? ルナ? おりこうにしてよ」
ルナはいったん暴れるのをやめた。片手を夜空の方に向けた。
「クリスマスにお星さまあげるの」
「ルナ……」
私は言葉を探した。どう説明すれば。
「あのね、星は遠いの。手は届かないの。でも、それでいいの。きれいだから」
ルナは首を横に振った。
「ううん、届く。絵本に書いてあった。願えば叶う。クリスマスには奇跡が起きるって」
(あんな絵本、捨ててしまえばよかった)
喉の奥が熱くなった。
「ルナは何もしてあげられない。歩けないから。でも、クリスマス、お星さま取ってきたら……」
「いいの、いいのよ、ルナは何もしなくて」
私は必死だった。
「一緒にいてくれるだけで。それだけで十分なの」
「でも、ルナ、あげたいの」
「えー? いいよいいよ、あれはお話だもん。寒いしもう部屋に入ろう」
私は軽く笑った。いつものやり取り。
でも、ルナは笑わなかった。
「お話じゃない」
その声は、いつになく真剣だった。
「ルナ、もう分かるの。クマは空を飛べるの。ルナだって飛べるの」
私の笑顔が凍りついた。
「ルナ……?」
胸が締め付けられた。
(これは、まずい)
私は初めて、はっきりと思った。
「ルナ、明日足が直るよ。それで、いっぱい歩けるようになる。だからね、危ないことは……」
ルナは私の目をじっと見つめていた。あのぼんやりとした憂い漂う瞳で。
「クリスマスにお星さまあげるの」
ルナは私の腕の中でもがいた。強く抱きしめた腕を振りほどき、飛んだ。
そんな力があの子にあったのかと思うほどの力で。
届けばよかったのにね。
空を飛べたらよかったのにね。
声にならない叫びが喉に詰まった。それからのことは、冷たい空気が肺に流れてきたことしか覚えていない。
時間の感覚が一瞬で消え去り呆然としながら、私は壊れたベアの部品をすべて集めて、飛行機に乗りアパートに戻った。擦り切れた毛皮も。飛び出た鼻も。
帰国後、アパートのテーブルの上は、出発前と同じだった。空っぽのトレイとルナが描いた自由帳。さみしいクマがペガサスになって空を飛ぶ話。最後のページには、クリスマスの大きな銀色の星が描かれていた。
クリスマス?そう、私のクリスマスの願いは、ルナの足を直すこと。
直したその足で、クリスマスプレゼントをもらったルナは飛び跳ねて、喜ぶはずだった。
倒産したメーカーに連絡が取れるまで、何人もの親切があってようやく話が実現したのに。
ルナが描いた絵本をもう一度開く。色えんぴつの線は、たどたどしくて、温かくて。
ページをめくるたび、タータンチェックのブランケットの感触を思い出す。
もう、誰もいない部屋で、私は、色えんぴつを握った。暗くなった窓の外。星が、ほんの少し近づいたように瞬いた。
※
私は今でも、クリスマスが近づくとスパイスとドライフルーツのおからケーキを焼く。焼き上がったケーキを冷ましていると、誰もいない部屋のどこからか、小さな声が聞こえる気がする。
「いいにおい」
翌日、ケーキを切り分ける。長方形のケーキを素直に切っていけばスティック型のケーキに。三角に切りわける、スクエアに切るのもいい。
お気に入りのお皿に盛りつけてトレイにのせた。ティーカップを2客。ケトルにお湯も沸かさないと。
そろそろ雑誌社の人がやってくる時間だ。
「それが、先生の最初の絵本『さみしいクマ』の原点だったんですね」
インタビュアーは静かにそう言った。
私はうなずいた。
「ええ。ルナが教えてくれたんです。人には物語が必要だって。物語には力があるって。信じてみるのも素敵かなって」
窓の外、冬の青空に飛行機雲が一筋伸びていた。
「ルナは空を飛べなかった。でも、絵本の中では今も飛んでいます。銀色の星を探して」
机の引き出しを開け、黄ばんだ自由帳を取り出した。ルナが描いた、最初の絵本。
「これは?」
「ルナが残してくれたものです。私の宝物」
ページを開く。たどたどしい線で描かれた、翼を持ったクマ。
「今でも、新しい絵本を描くとき、いつもルナに聞くんです。『これはお話? それとも本当のこと?』って」
インタビュアーは静かに微笑んだ。
「答えは?」
「両方です」
私はそう答えて、窓の外を見た。
空には、銀色に光る雲が流れていた。
※
作中に出てきたフルーツケーキのレシピカード
挿絵にしてます。
近況ノートにて。
https://kakuyomu.jp/my/news/822139840900510843
https://kakuyomu.jp/my/news/822139840900659514
※
ショートショートの新作は、ノベルアップ+に公開中です。
ノベルアップを通じて、児童書ショートショートのコンテストに応募してます。他サイト公開不可なんですよ。もしよろしければ「ノベルアップ+」もチェックしてみてください。
そのコンテストで重視されるのは、大どんでん返し!だということに、11月の終わりにようやく気が付きました。あせってます。
世にもおかしな物語 チャイ @momikan
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