サボテンラクダは疲れた相手を慰めに行きます

幻のP

サボテンラクダは疲れた相手を慰めに行きます

 サボテンラクダは疲れた相手の前にやってくる不思議な生き物です。三人の人間がサボテンラクダに会った時の様子を見ていきましょう。

 

まず一人目の人間は仕事始めて約二年ぐらいが経ちます。上司からの圧力や社内での成績競争に疲弊し、この人間自身は成績が伸び悩んでいました。

 そんなある日の昼間に昼ご飯を食べるために公園にやってきました。そしてベンチに座り弁当を食べようとしていました。その時、突然強風が吹きました。強風が強すぎて目をつぶってしまいました。

 目を開けると隣に大きなラクダがいました。突然すぎて呆然としてたら、ラクダがこちらを見てこう言いました。


「きみ、なにかなやんでる?」


「話せるの!?」


 人間はさずがに驚きました。ただ話をきいてくれそうな感じだったため、自分の悩みをラクダに打ち明けました。


 するとラクダは自分のこぶからサボテンの水をだして人間に差し出しました。


「これは・・・?」


「みず、おいしいからのんで」


 人間は進められた水を飲みました。とてもおいしく不思議を元気が湧いてきました。

ラクダは人間の耳元にささやいてあるアドバイスをしました。そしてラクダは強風の中に消えていきました。

何をアドバイスしたかはわかりませんが、その人間はラクダのアドバイスを元に仕事をしてさらに自分なりに工夫をして仕事に励んでしました。それ以来その人間の仕事は順調に進み、社内での成績競争の上位に入れるようになり、仕事のほうは今後うまくいくようになりました。


では二人目の人間を見ていきましょう。


この人間はまだ社会入りたてで会社からのノルマがまだ達成されてなくて焦っていました。そんなある日のお昼にふらっと公園に行きベンチに座っていました。その時に強風が吹き、サボテンラクダが現れました。その人間は驚きましたが、噂で聞いていたようで先ほどの人間ほど驚きはしなかったのです。

ラクダはその人間の顔を覗き込んできました。話聞きたそうな顔していたため、人間は悩みを打ち明けました。

ラクダは話を最後まで聞き、背中のこぶから水を出して渡しました。最初は遠慮していたが、渋々受け取って飲みました。ラクダから耳元でひそひそとアドバイスをしました。そして強風の中に消えていきました。


その後、人間はラクダのアドバイス通りに仕事をしました。ただひたすらに。その結果先ほどの人間とは違って仕事はできるようになりましたが、出世までにはいきませんでした。


最後に三人目の人間を見ていきましょう。


この人間は立場のある人間だが常にイライラしていました。原因は部下や部署の成績が思い通りにいかないからです。この日は特にイライラしており、気分転換にお昼の公園に来てベンチに腰かけました。すると強風の中からラクダは出てきました。そしてラクダはいいました。


「なにかなやんでる?」


その言葉に人間はイラっときてこう言いました。


「てめぇに何がわかる!ラクダの分際で気安く話しかけるな!」


持っていた缶をラクダに投げつけました。ラクダは不満そうな顔で素早く人間の耳元に行きアドバイスをしました。しかし、うざく感じた人間はラクダを振り切ってしまいました。悲しそうな顔をしながらラクダは強風の中に消えていきました。


その後この人間には悲劇が起こりました。部下がミスを多発し取り返しのつかないところまで行き、責任から会社から解雇されました。これもラクダを無下に扱った罰がくだりました。

この三人は何が違ったのでしょうか、本当に不思議ですね。


この話はフィクションです。

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