概要
みんな大好きなネット怪談を題材にした青春小説
腐れ縁の友人と妖怪を探しに行くことになる「くねくね」
ある病棟にいる変わった患者について語る「よだそう」
二部作からなる青春小説。
2006年位に書いたもの。気持ち的には自分の代表作。
若い頃に必死に小説を書いていたのはだいたい無意味に終わったのだが、この小説を書けたから無駄じゃなかったのかなって思っている。それくらい思う程度には、自分にしか書けない小説だし、あの頃にしか書けない小説だなって今でも思う。自分の心の一番弱い部分をさらけ出して読者を刺しに行くのが私にとっての「小説」という概念なのだが、そういう意味ではこれは間違いなく「私の小説」だなあ。
ある病棟にいる変わった患者について語る「よだそう」
二部作からなる青春小説。
2006年位に書いたもの。気持ち的には自分の代表作。
若い頃に必死に小説を書いていたのはだいたい無意味に終わったのだが、この小説を書けたから無駄じゃなかったのかなって思っている。それくらい思う程度には、自分にしか書けない小説だし、あの頃にしか書けない小説だなって今でも思う。自分の心の一番弱い部分をさらけ出して読者を刺しに行くのが私にとっての「小説」という概念なのだが、そういう意味ではこれは間違いなく「私の小説」だなあ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!くねくねはあそこにいた。よだそうはそこにいた。
“あいつ”と連れ立って妖怪くねくねを探しにいった“おれ”と、自分のことを怪人よだそうだと言う“彼女”と病院で出会った“あたし”。ふたりが語るふたつの過去と怪奇談。
くねくねは有名ですが、よだそうってなんだ? そう思って読み始めて、読み比べて、唸りましたよ。どちらもホラーではないんです。怪奇を入り口にして、ふたりがそれぞれ“あいつ”や“彼女”について語る――どちらもままならないものを抱え込んだ彼らの人物像を掘り下げていく回顧録なのです。
一人称がいいのですよね。語る対象が他人ですから、理解しきれない部分が大きくて、今もわからないことばかりで曖昧で、話をどれほど重ねても神視点じゃないから…続きを読む