五百文字で紡がれる、「コーヒー」のような物語。作業の合間にどうぞ。

喩えるなら、コーヒーでしょうか。

毎回豆を変えて淹れてみるという楽しみ方。

香りと後味を楽しむことができるのがこれの良いところですよね。

本作も、毎回違う味わいができる短編連作です。起承転結がしっかりと効いた作品となっています。正直言って五百文字でここまでしっかりした話が作れるのかと驚きました。

スマホの話、寝坊の話。

それぞれが予想だにしない形の展開をします。

ホラーだったり、コメディだったり。

ジャンルが違うので、いろんな味の短編を楽しめる欲張りセットとなっています。

前述した通り五百文字で紡がれているので、仕事や勉強などの合間に楽しむことをお勧めします。