概要
ダンジョン生えた。ドラゴン娘になった。よし潜ろう。
とある空間にて。
チエは丸くて光り輝く宝石を手の中で浮かせてニヤニヤしていた。
「フフフのフ……面白い『システムの種』ができちゃったな。これを使えばどんな世界もダンジョンだらけ。おまけに人間をモンスター娘に変える呪いを振りまき、元の姿に戻るにはダンジョン奥地に配置される聖杯に願うしかない。実に素晴らしい……きっと、面白い物語を紡いでくれる人間が出てくるだろうね」
「じゃあ、さっそく使いましょう」
「え? ――あっ」
女性の声が空間に響いた直後、バシッと宝石が叩かれるようにチエの手からこぼれ落ちると、女性の手が受け止めて一緒に消えた。
「勝手に使わないでほしいんだけど」
チエは彼女を追い掛ける為にこの空間から消えた。
意図せず使われるだろう、憐れな世界を見守る為に……。
チエは丸くて光り輝く宝石を手の中で浮かせてニヤニヤしていた。
「フフフのフ……面白い『システムの種』ができちゃったな。これを使えばどんな世界もダンジョンだらけ。おまけに人間をモンスター娘に変える呪いを振りまき、元の姿に戻るにはダンジョン奥地に配置される聖杯に願うしかない。実に素晴らしい……きっと、面白い物語を紡いでくれる人間が出てくるだろうね」
「じゃあ、さっそく使いましょう」
「え? ――あっ」
女性の声が空間に響いた直後、バシッと宝石が叩かれるようにチエの手からこぼれ落ちると、女性の手が受け止めて一緒に消えた。
「勝手に使わないでほしいんだけど」
チエは彼女を追い掛ける為にこの空間から消えた。
意図せず使われるだろう、憐れな世界を見守る為に……。