味を消してしまう呪いにかけられた料理人見習いと、味のわからない狩人の青年の旅

　一風変わった組み合わせの旅人、料理人見習いの明るい若者ポーチカと、寡黙な狩人の青年ユラン。

　彼らが求めるのは、あらゆる病や怪我、呪いを治すという精霊島の秘薬──エリクシア。

　ポーチカとユランは精霊島への通行権を得るため、狩人ギルドへ所属もせずに、危険度上級の魔物のみを狩る。

　常識外れだ、身の程知らずだと笑われても、その2人が足を止めることはない。

　
　彼らが命を懸けるのは、他の誰のためでもなく、自分自身のためだから。




※試験的にタイトルを変更しています。
※戦闘描写で痛々しい表現などあります。
※小説家になろう様でも掲載
※完結済みにしていましたが、連載中に変更