制作プロット的なアレ最終話
こんばんは
とりあえずざっと書き上げ、最終回とさせていただきます。
というのも、現在連載している『アンナの魔法よろず屋🔮』(完成してますが、随時確認している)と、他の公募分もあって、時間が欲しいということで。
長編&シリーズの典型例、です。
事件を起こす→解決かつ短編。
まさにこちらは『短編をまとめて長編として仕上げている』ので、ようするに短編をたくさん作ればいいのだ、ということになります。
もちろん、短編なのですが、ここだけの話、裏で走っているというか、なにげにあるストーリーで登場したものが、再びラストで登場します。これは大事なポイントとなり、また他のストーリーで語られたことも、後で掘り返すことがあります。
読み返した時にニヤリとしてくれるかもしれない、なんて。
これが『布石』なのか『伏線』なのかわかりませんが、とにかく全部を作らないと、後から設定を盛れないのです。後から最初らへんのストーリーに足しちゃうと、すでに読み終えた読者にアンフェアです。ゆえに、個人的には『完成してから投稿したい』と思うのです。
個人的に、本作品で工夫した点は
①どれも最少人数で回している
※主人公、相棒役、ゲスト、以上。
ストーリーによっては、主人公とゲストの2人しか登場しません。
『覚えてなきゃ』とか、『最初から読まなきゃ』とか、そういったところを削りました。これは、私の中での負担を軽減するのもあります。
キャラクターそのものも、こだわりましたし、視点ですでに『執事』といった表現等で、固有名詞ですらない人物もいます。
名前は重要な点ではないので、覚える必要もないということです。
その回にたくさんの人間が登場すると、どうしてもセリフで『誰が何をいったか』というところを、丁寧に書き分ける必要があります。2-3人ならまだ楽ですが、これが7-8人以上となったらどうでしょう? もうセリフを書き分けるだけで面倒です……。
もちろん、プロならばできるのでしょうが……。
②各ストーリーを分断させている
ストーリーのジャンルはバラバラにしました。
ホラーっぽいもの、ヒューマンドラマ、バトル、やりとり、ミステリー(なのか?)などなど。
これは、『どれも似たような話だ』という飽きを失くすためです。
執筆していて、どれも違うストーリー、好みもバラバラ、先も読みづらい…となると、読み手も楽しいんじゃないかなと思ったのです。
これは当然ながら、自分が一番楽しんでおりますが……。
欠点?
たくさんあります。
ヒューマンドラマが好きじゃない人は面倒に思うでしょうし、でも飛ばせばいいのです(笑)
③各ストーリーの話をわかりやすくした
これも、魔道具や人が登場し、何か事件が起こる…という極論、簡単なストーリーです。この短編は結局、何の話だったのか? というのがラストやストーリーで、わかりやすく(私の中では)しました。
読み手がわからなかったら、私の実力・筆力不足です。
あと、一部のところを読者の思考に委ねている部分もあります。
心理テストのように、読者に委ねている部分。
例えば、『#22 聖レアの秘石 相反する心』というストーリーのミネルバの最後のセリフは、ありません。
それが、受け取り手はなんといったのか、その人によるだろうな、と任せました。
ミネルバはどうだったのか、悔しかった、悲しかった、後悔したのか?
なんといったのか?
読者に委ねてます。
正しい答えを明示すると、説明的になる。
アンナのストーリーは、一部このような話が登場します。
その時に、読者を信頼して、委ねているのだ、と思ってもらえればと思います。
だから、あえて語らせない、聴こえなかった、動作そのもので、なんとなく読み手は察知する。あの人なら『こういったのかな?』『もしや感づいて?』『いやでも……』『じゃあなんで?』と思ってもらいたかったのです。
ざっと読んでも、斜め読みでもいいし、深く読み込んで人物の心の中を読み取ってもらってもいい、好きに読んでくださいという形です。
ただ、私も努力中なので、説明不足やら説明過剰が多々あります。
これをバランスよく、うまくしているのがまたプロなのだろうな…、と。
長くなってしまったので、ここまでで。
お読みいただきありがとうございました
個人的に『やっていること』は全部書いた気がします、なにか質問があれば、いつでもお気軽にコメントください。
なるべく、作り手の方にご協力できるように返答したいと思います。
制作プロット的なアレ 岩名理子 @Caudimordax
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