+-（ハイタッチ）

新しい電力を基盤としたエネルギー、『エレカ』が注目されている日本で、社畜であるサラリーマン、夜雷　啓輝（やらい　けいき）は、ある日、不思議な生命体と出会う。その生命体は、エレカと似たような力を持っていて、何と喋る、学ぶ、人型になって、感情まで宿すようになってしまった。好奇心旺盛で、元気いっぱいのその生命体に、啓輝は『バチ』という名前をつけて、優しく見守ることにした。バチを通じて、様々な出会いを果たした啓輝は、いかに自分が後ろ向きであるかを学び、何も恐れずに前に進める周囲の人々を、羨ましく感じるようになる。ある日、仲良くなった不良の、『印藤　剏輝（いんどう　はじき）』と、『水森　虎茶目（みずもり　こさめ）』と歩いている帰り道、謎の生命体に出くわす。ファッションスタイルによって性格と、戦闘スタイ…続きを読む