作家達が真面目にふざけた、赤い結晶(粒)を召し上がれ
- ★★★ Excellent!!!
まず、本作は「いくら丼文学」として一大ムーブメントを起こしている企画への参加作品の紹介である。
さながらバーリトゥードの様相を呈している様々ないくら丼/いくら作品を、真面目に分類している貴重な資料でもある。
読者はその中から自分の好みに合うジャンルの「いくら丼文学」を手に取ることが可能になっている、というのも非常ににくい構成だ。
それ以上何を言う必要があろうか、是非とも紹介の中から好みの「いくら丼文学」を手に取り「いただきます!」と声を上げ貪り読んでいただきたい。
ノリ良く真面目にふざける、その好例と言える企画である。