活字中毒者への挑戦状。良質なヒューマンドラマを添えて。縦読み機能推奨。

  • ★★★ Excellent!!!

この作品は「人には言えない特技」を持つ男の人生を垣間見れる、良質なヒューマンドラマシリーズ、「スー」三部作の結びとなっています。
第一部は1,000文字、第二部は3,425文字となっており、気軽に読み進めることが出来るので、是非そちらも御一読頂く事を推奨致します。
第二部まで読み進めたあなたはきっと、この「サイエン スー」を読みたくなっている筈です。


前置きはここまでで、これからはこの「サイエン スー」についてのレビューです。
作者様の深い知識から生まれたのだろう独特のセンスが光る書き回しや、ルビ芸、そして突然挟み込まれる神(作者)から語られる視点、途轍もなく重厚で質量すら感じるほどの文章は、きっと読み手を選ぶのかもしれません。
9,990文字という、前二作の倍以上と言うボリュームのこの作品は、このレビューをお読み頂いているあなたが思っている以上に硬派で、途方もない苦難を与えてくるかもしれません。

それでも、あなたはこの作品を読み切るべきです。読了後の爽快感は、きっと思いきり
「アレ」を捻り出した時のことを彷彿とさせることでしょう。
私の様な活字中毒者には、叩きつけられた挑戦状にすら感じられました。
元メジャーリーガーの言葉を借りるとすれば「ほぼイキかけました」です。

もし、このレビューを見て頂きご興味をお持ちいただけたのであれば、作者様のお名前をクリックした後に、「サイレン スー」を見つけて頂き是非お読み下さい。そのお手間に見合った体験が出来るはずです。

素晴らしいヒューマンドラマを見せて頂いた作者の青山 翠雲様には感謝を申し上げます。





以下は、この作品に対して大して役に立たない私の感想を書き散らしていきます。
只の独り言で御座いますので、ここから先はお読み進めて頂かなくても結構です。
と言うか、作者様に読まれてしまうと怒られるのではないだろうか。とか、思いながらPCのメモ帳に書き進めております。怒らないで下さい。先に言っておきます。ごめんなさい。

まず、カクヨムのレビューの最大の文字数ってどれくらいなんだろう?
そんなことを考えざるを得ない作品であった。だから、全力を出していきたいと思う。
この作品は例えるなら、家系ラーメンだと思っている。いや、正しくは、私は生まれてこの方一度も食べたことが無いので、只の思い込みやイメージだけの(妄想)家系ラーメンである、と言った方が正しい。不快な思いや、それ違うよ等と言ったツッコミは私の妄想であることを加味してご容赦頂きたい。と言うか、この辺りを読む人がいないだろうことを想定しているので、きっと多分、めいびー大丈夫だろう。

この(妄想)家系ラーメンはとんでもないボリュームを誇っている。だが、勿論一つ一つの具材は文句が無いほどに一流の味付けになっている。だが、その具材一つ一つが兎に角「これでもか」と言わんばかりに盛り付けられている。見たことも無い具材を見つけるたびにGoogle先生に確認に行くために、食べ切るまでには相当な時間を要した。
正直な所この(妄想)家系ラーメンを完食出来た人は、全て☆を置いていくことを義務付けた方が良いと思う。それほどまでに、途中でギブアップを思い浮かべる場面があった。だがその度に鉱山を掘り進め発見した、まるで宝石如き味変の具材が現れるのである。

くそう、これだからやめられねぇんだ。(妄想)家系ラーメンを食べ進める隣の客の声が私の耳には聞こえてくる。
まずもって、現れる具材のジャンルがおかしいのだ。どいつもこいつも濃いめの味付けで現れることには違いないのだが、ラーメンの中から突然刺身が現れたかと思えば、フルーツが姿を現す。一見すると「そんなもん入れるなよ!」とキレそうになるのだが、口にしてみると案外イケるのである。具材の中に更に具材が隠されていることもあるほどだ。なるほど、これが一流の職人の仕事かと思わされる次第であった。チーズインハンバーグって考えた人天才だよね。私はチーズは苦手だけど、画像の吸引力は本当に凄い。食べれないのに美味しそうに見えるもん。

そうして長い時間を掛け、まるで喫茶マウンテンの登頂に成功した時のような(勿論妄想)読了後のカタルシス。きっと(妄想)家系ラーメンを初めて間食した人達の満足感はお腹の具合だけではなく、それを完食したという自分自身の精神的成長すらも、最高のスパイスの一つになっているのだろうと私は妄想してしまう。
そして、この「サイエン スー」の最後を結ぶ言葉が、作者様から私達にもに向けられた言葉のように思える。そんな一寸良いことを言ってみる。
だから、このレビューを怒らないで下さい。お願いいたします。
そんな締まりの無い、Non Gifted Talentな私の拙いレビューを閉じようと思います。

もし最後までお読み進めて頂いた方がいるのならば、お付き合い頂き有難う御座いました。

※もしこのれびゅーだめだったらごれんらくをください……。

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