ストーリーは非常に面白かったのですが、タグのハードボイルドから飛んで来たところ、主人公に期待していたタフさや非情さというものはあまり感じられませんでした。
心が震えました。後悔を抱えたまま死ぬよりも、ひどでなしであっても生きてほしい。傷口を抱え朽ちるよりも、傷口が開いたまま苦しんでも生きてほしい。なんて身勝手でなんて酷い言葉……なのに心が震えました。読んでよかったです。
白虎が美女に変身して、やさぐれエクソシストにマスターと傅く絵には萌えというよりロマンを感じます。脇のキャラも男女ともにいい感じに濃くて、各キャラクターのやりとりだけでもにやにやが止まらないですが、ストーリーも王道とそうきたか!のバランスが絶妙なので、どなたにでもおすすめできます。ヒュプノスゲーム面白いよ!
ネット小説な感じが良くも悪くも全くしません。中身がしっかりしているためネット小説的な手軽さはありませんがものすごく読み応えがあります。いつも読むときには少し気合を入れて読みます。今後も更新が待ち遠しいです。
面白い!!人の持つ欲が夢に現れ、取り憑いた夢魔が育ててやがて悪夢となる。夢魔は精神を貪るというが欲のない人間はいないし、夢で想いが叶ったら依存したくなるだろう。人はたいていそんなに強くはない。「夢は、人を頑固にする」このセリフが胸に痛いがそれでもせめて夢の中だけでもと思わずにはいられない。 それぞれのキャラクターも魅力的で更新されるのが楽しみ。
獏(ばく)は、中国から日本へ伝わった伝説の生物。人の夢を喰って生きると言われるが、この場合の夢は将来の希望の意味ではなくレム睡眠中にみる夢である。悪夢を見た後に「(この夢を)獏にあげます」と唱えるとその悪夢を二度と見ずにすむという。成程しかし、獏といえば「夢枕獏」先生ですよね(笑)
流石はプロの方の作品!私自身、まだそれほど多くの作品を読んだわけではありませんが、今まで読んできた作品とは一線を画しています。何気ない気持ちで一話目を読み始めたはずが、気づけば物語の世界観にグイグイと引き込まれていました。まだ、たったの二話ですが(3月5日時点)、続きが楽しみで楽しみで待ちきれません!オススメです!是非一度読んでみて下さい!
決め台詞がそのまま物語の要となります夢から醒めたらまだ夢だった、そんな経験のある方ならその状態を思い起こしながら読むと、なかなかに夢特有の浮遊感や非現実感を味わえると思います