異世界で誰かの帰りを待つ場所-ようこそ喫茶ハルシオンへ

淡々としているようでお話のなかに
引き込まれてしまうような魅力が
あります。
なによりも良いのが、
ただ飲み物や食べ物を出して終わり
ではありません。
マスターの考えていることや
どうしようもない望郷の念などが
書かれていてそこにも引きつけられます。
そして喫茶店が時間の流れが違う場所
として描かれているように
この小説を読んでいる間は
時間の流れが変わります。
ゆったりとした充実した読書時間を
過ごすことができます。