フウチくん、柚子さんから大きな愛情をもらっていたのですね……言葉では説明しきれないくらいの、大きな愛。
「性」の絡んだ愛とは、きっと違うのだけれど……
それを今こうして受け止めたフウチくんの心の中は……やっぱりきっと言葉になどならない。
作者からの返信
フウチは意識してないけれど、きっとね、とにかくすがりたい。でも、それを必死に抑えてる子です。
母とは違う、多分無意識下の、お姉さんに恋するような感覚ではないかと思うのです。柚子への想いは。
後から考えてそれが本来の恋愛ではなくても、狂おしいほどに誰かを慕う感情があるとするなら、それは確実に存在する愛だと思ってしまうのです。
そんな経験をしたなら、どこかで感覚をつかめるなら、読んだ方に1ミリでも伝わるといいなと思って書いてみました。
優しい人たちに囲まれて、それはやはりひとつの幸せだね。
春の氷の表現、いいですね。
作者からの返信
玻璃の森には、こんな人たちが暮らしています。
どの人もさみしさと優しさを併せもっているのです。
という前提のもと、氷を春の氷に替えていきたいと思います。