応援コメント

第9話 林檎色に惑う」への応援コメント

  • >銀色の涙をそっと流すような 林檎の切り口は

    この一文、凄く好きです。

    作者からの返信

    ああ、こんなこと、書いてたなぁ。
    と、自分ながらになつかしい気持ちになります。

  • 「絵の中に描き残された林檎の断面が銀色に泣いている」というイメージに、すごく純粋な詩情を感じます。一人称の感情と周囲の情景の溶けあい方がいつも心地よいです。

    作者からの返信

    安良巻さん。ありがとうございます。

    絵の中に描き残された林檎の断面が銀色に泣いている
    うぉー。(その表現に、作者も泣いている)

    いつも思うんですけどね、読んで頂いた安良巻さんの中に
    これがどんな風にちらりと残るのだろうと考えると、
    それをまた掬い取りたくなるといいますか。
    あ、何を言ってるんだろう、伝わるかな。笑

  •  絵は下手くそなんだなぁ。私は。さっと書ける人が羨ましい。
     下書きはそれなりに出来るんだけど、色をのせるのが全然ダメで、小学校や中学校のころは写生大会とかがあると、下書きまで書いた後に絵の具を出すのが嫌で嫌で(^_^;)
     描いてみたい気はするんだけどねぇ。

     自分が思い描くように描けない……。

    作者からの返信

    私もあこがれてるけど、壊滅的に絵の才能がないよ。
    脳内ではなかなかのものが描けてるんだけどね。笑

    そっかぁ。私は高校まで美術とってて、あの世界はすき。
    でも無理だってわかってるせいか、写真に移行したよ。
    写真でも自分が思うように表せないし
    もっと言うなら、言葉でもまだまだ、表現できてない。
    だから、惹かれるのかもしれないね。

  • いつだったか、まだ20代の頃ですが。
    どうしても油絵というものを描いてみたくて『一日油絵体験教室』というのに行きました。
    初めて持つ絵筆が水彩用のそれと違って、とても腰があって驚きました。
    目の前に置かれた静物。モンゴルの馬の人形とリンゴ。下には黄色のクロス。
    私は筆を洗う油と絵具をとく油に混乱しながらそれを描きました。
    1時間後全員の絵を並べて先生が私の絵を面白がっていました。
    「この人は見た通りに絵を描かない人ですね」
    鮮やかな赤は彩度の低い小豆色に、黄色のクロスは辛子色に。馬に至っては抹茶色になったなぁ。
    その時の先生が「絵を本格的にやりませんか?」と声をかけてくれました。
    彼曰く「絵は見たままを描くものではありません。キャンバスに絵具を使って、モデルを通した自分の詩を書くんです」と言ってました。
    その後、暫く油絵にハマりました(笑)

    作者からの返信

    私は絵は下手っぴなのだけど、描くのはだいすきで
    高校の時、美術選択でした。油絵の授業もあって、はじめて道具を
    開けた時の興奮は今でも覚えています。ちょっと大人になった気分。

    水に溶けていく、すぅーっとした水彩絵の具とまったくちがって
    あたり前だけど油で溶くんだぁってね。どろっとねとっともちっと。
    油で拭き取っちゃえば描き直せるのもおもしろかった。
    どんどん重ねて、何が何だかわからなくなったりね。笑
    何より、私は、キャンバスが嬉しくて、高校卒業しても
    小さなキャンバスを買っては、ちらちらと描いてみたものです。

    如月君の絵は、ほんとすてき。いつもはさっと描いてくれるけど
    君が描いた油絵のキャンバス、君を通した詩も見てみたいです。