幽霊公主と見習い宮女に皇子が加えて後宮の事件に挑む

雷を操れる内功(超能力)を持つ宮女見習いの雪に彼女しか見る事の出来ない幽霊としてこの世を浮遊する公主リィリィが、自分を殺害した犯人捜しを依頼。断れ切れず躊躇う雪に、リィリィが王家所縁でリィリィの棺に納めた耳飾りをリィリィが雪に装着。その後、雪は、リィリィの今は亡き元皇后の住まいであった宮で、リィリィの実弟の雅風皇子に不審者と思われ、一触即発の交戦となり、思わず内功を発動。一方雅風皇子も風を操る内功を発動し、その衝撃により雪が失神。目覚めた雪は、内功を発動し、皇子に抵抗した罪が家族に類が及ぶ事に恐怖し、皇子の要望に応じ、皇子の実母と実姉を殺害した犯人捜しに加担。
王族との身分差と見習いであっても後宮の主要人物名や出来事に無知である事に恐縮しながら、一生懸命に皇子に仕える雪の健気さにエールを送りたいです。
只、この投稿では結末まで行き当らないので、書籍版を購入しようと思っております。

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