第19話 ジャンル ①
今回はジャンルについてです。
「創作論・評論」のジャンルが追加されるという通知が一昨日、カクヨムより皆様にも届いたことと思います。
また、上条歌己様より頂いたレビューに「ポエムに評価がついたことがない」という一文があったこともあり、前々から「ジャンルについては書きたい」と思っていたので、今回はジャンルについて書こうと思いました。
さて、今現在のカクヨムは、「ファンタジー」、「SF」、「恋愛・ラブコメ」、「現代アクション」、「現代ドラマ」、「ホラー」、「ミステリー」、「歴史・時代」、「エッセイ・ノンフィクション」、「その他」と10コのジャンルに分かれています。
種類としては、かなり豊富で、様々なジャンルの投稿を求め、促しています。
ですが、他の方が作品で書いていたのですが、「現代アクションなのに、超能力を用いたアクションをしており、ジャンルとしてはファンタジーだった」と、ジャンルと投稿している作品が合っていないケースが多々あるようです。
実際に私も、そのような作品を見かけたことがありますし、「この作品は、AとB、どちらのジャンルにも当てはまるな」というような微妙な作品もありました。
これはあえて、投稿数の少ないジャンルを選んで投稿した。
ファンタジーとして書いていた訳ではないが、投稿作品にライトノベルが多いため、設定を盛りすぎ、ファンタジーに属してしまった。
はたまた本当にジャンルに迷った末の投稿。
・・の、どれかなのだと思います。
どのジャンルに投稿するかは、書き手の判断によりますが、今のカクヨムは検索機能が脆弱なのですから、読み手が混乱しないためにも、今からでもカクヨム側がジャンルの規定を定めた方が良いかもしれません。
例えば、現代アクション。
・平成の世であること。
・アクションの仕方は、刀や銃、素手など、超常的な力でないこと。
・敵は、獣、人型など、形は自由だが、吸血鬼や悪魔など、ファンタジー要素の強いものは不可とする。
このようにして見ると、ほとんどの作品がファンタジーに分類されてしまいそうですね・・・。
ですが、そもそも、現代アクションというジャンル自体、かなり無理があり、幅が狭いジャンルなので、規定を考える前に、ジャンルの見直しをして欲しいというのが私の本音だったりします。
SFアクション、歴史ファンタジーなど、今ではジャンルが混合している作品の方が多いですから。
ジャンル分けをするというのは、読み手目線に立っているかもしれませんが、書き手としては「ファンタジー、SF」などジャンルを2つまで選べるようにして欲しいです。
ただ、そうなってしまうと、困るのはランキングですね。
どっちのジャンルのランキングに属するのか分からなくなってしまう。
なので、選んだ2つのジャンルのどちらのランキングに参加するのかも、選べるようにすれば、良いと思います。
そして、新たにジャンルを加えるならば、「創作論・評論」だけでなく、今まで「その他」にまとめられていた「純文学」「短編」、「詩」などのジャンルを加えて欲しいです。
それらのジャンルがないと言うことは、「カドカワが、それらのジャンルを求めていない」と言うことになりますが、カクヨムに限らず、小説投稿サイトとは、「書き手と読み手がいることにより成立するサイト」だと私は思っています。
なので、カドカワが「良い作品を出版する」という目先の利益に囚われず、「書き手と読み手がいることにより成立するサイト」として、カクヨムを運営して欲しいです。
それにカドカワは、ライトノベルしか出版していない訳ではないのですから、「純文学」、「短編」、「詩」などのジャンルがあっても良いような気もしますし、出版を目指してではなく、趣味で純文学などを書いている方もいらっしゃるはずですから、そういう方たちのためにも、ライトノベル以外のジャンルをもっと増やしていくべきだと思います。
最後になりましたが、上条歌己様、レビューの内容を作中で挙げましたが、もし「作中で取り上げるのは、ちょっと・・・。」と思われましたら、「レビューを下さった方の中で~」と言うように、間接的な表現に変更しますので、お知らせ下さい。
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