第8話 レビューとコメント ②

ななし様より頂いたレビューに、レビュー機能とコメント機能についてのご意見が書かれてありました。

評価機能、フォロー機能についても書かれてあったのですが、レビュー機能とコメント機能に対するご意見に触れたいと思います。

(・・触れても大丈夫でしょうか?ななし様・・・。)


まずは、レビュー機能についてです。

ななし様は、『私が運営でもプラス評価のみ』とご意見を下さり、その理由として『マイナス評価は荒れる原因にもなる』、『指摘が欲しいのは向上心ある書き手さん』と書かれておりました。


『マイナス評価は荒れる原因にもなる』は、私自身も考えました。

高評価の作品への嫌がらせとして、★を減らす方もいるかもしれません。

ですが、その懸念以上に、★の数が作品によって開きすぎていると私は思っています。

それは面白い作品と、面白くない作品の評価の差だという方もいらっしゃるかも

しれませんが、本当にそうでしょうか?

読み手が不足していると言われているのに、何故、ある作品には高評価が付くのでしょうか?

また、コンテスト中であり、誰もが自分の作品に手一杯で他の作品を読む時間がない、どんなに面白い作品であっても敵に塩を送りたくないという心理に陥るであろう中で、どうして同じ作品にばかり高評価が付くのでしょうか?

私は不思議に思い、ランキングの上位の作品を訪問したことがあります。

それで納得しました。

レビューには「最初の作品から追いかけています!」、「全ての作品を持っています!」などの書き込みがありました。

・・これは、どう解釈しても、プロの方がランキングの上位を占めている・・・。

つまりは、彼らが高評価を得ているのは初めから付いているファンのためだったのです(全ての評価がファンからのものとは言いません)。

これは逆に言えば、彼らのファンは、彼らのために高評価を付けにきている方がほとんどなのですから、よっぽどのことがなければ、そのファンが私たちに評価をくれることはないのです。

ですから、私は、このように初めからファンを得ているために高評価を得ている方と、そうでないカクヨムオンリーの方や出版経験のない方との評価に少しでも公平性が出ればと思い、★を減らす機能があったら良いと思いました。

とは言え、ななし様が言うように『マイナス評価は荒れる原因にもなる』というのは私も重々承知ですし、私だってマイナス評価があれば良いとは言いましたが、自身の作品の★を過剰なまでに減らされれば、ヘコみます。

なので、それも踏まえて、★を減らすシステムというのは、例えば、コンテスト中など、短期的で、公平性が求められる期間に適応されるのが良いかもしれません。

そうすれば、『指摘が欲しいのは向上心ある書き手さん』であるプロ志望の方に対象が絞られ、批判的な声が上がることも少なくなる気がします。


『レビューとコメント ③』に続きます。

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