第二話

 最初に叶光かのみの脳内へと入ってきた情報は、ごぼりという水の音だった。次に、ふわふわと体が浮いているような感覚と冷たさ。

 不思議に思い目を開くも、そこには全てが黒く塗りつぶされたような暗闇が存在するのみで。どこまでも続く闇は叶光の心に小さな恐怖を植えつける。

 芽生えた恐怖に、叶光はもがくように体を動かした。

 しかし、幾らもがいても叶光の体がその場から動くことはなく、先へ進むことはできなかった。

 どうして動けないのだろうか。自分の体が思い通りにならないということに、不安と恐怖を感じていたときだ。

「叶光」

 優しげな声が叶光の名前を呼んだのであった。

 どこから聞こえてくるものなのか。叶光は考える。

 周囲は相変わらず真っ暗で、人の気配などは感じ取れない。

「……叶光」

 再び何者かが叶光を呼んだ。

 正体はわからないが、なぜだかその声に恐怖を感じることはなかった。

 その声の主を確かめるべく、叶光は閉じていた口を開きかけ、そこで止めってしまう。

 何故ならば、すぐ近くからまた別の声が聞こえたような気がしたからだ。

里愛りあ

 自分の名前ではないのに、真後ろから聞こえたその呼び掛けに叶光は思わず振り返っていた。

 叶光の視線の先には、ぼんやりと浮かび上がる男性の姿。

 その人のことなど知らないはずなのに、叶光はなぜだか懐かしいような気持ちになった。

 男性は叶光の目の前に静かに手を差し出す。

 叶光は差し出されたその手に自身の手を伸ばした。まるでそれが当たり前だとでもいうように。

 あと少しで互いの手が重なるというところで叶光は、はっとした様子で手を引っ込めた。

「……里愛」

 男性は叶光へと視線を向けて、再び叶光のものとは違う名前を呼ぶ。その声は優しく、とても甘い色を帯びている。

 そんな男性に叶光は恐怖を感じた。

 先ほどまでの懐かしいような気持は消えてなくなり、あるのは息苦しいほどの不安と恐怖だけ。

 叶光は両手で自身の耳を塞ぎ、きつく目を瞑った。違う、違う、と何度も心の中で叫びながら。

「わ、私はっ――」


「――っは!」

 ぱちっとそんな音が聞こえてきそうなほどの勢いで叶光は目を開いた。

 額を伝う汗がこめかみのほうへと流れていく。バクバクと鳴る心臓を押さえて目線を動かせば、そこに広がるのは生活感のない無機質な部屋。

「なんの夢だったんだろう?」

 叶光は流れる汗を拭い、ぽつりと呟いた。

 なにかとても怖い夢を見ていたような、そんな気がするのにも拘わらず、肝心の内容が思い出せない。

 少しの間ぼんやりと天井を見つめて考えてみた叶光であったが、やはり同じことだった。

 叶光は小さく息を吐き、ごろりと寝返りを打つ。

 窓の外から差し込む朝日の眩しさに叶光は目を細め、ベッドの上から起き上がった。

「…………びゃく?」

 脱ぎ捨てられていたローファーを履き、ぐるりと部屋の中を見回した叶光は白がいないということに気が付く。

「ねえ……いないの? ねえ、白ってば」

 バタバタと家の中を探し回るが、キッチンやトイレにもその姿はなかった。

「どこに行っちゃったんだろう」

 叶光は部屋の真ん中で寂しげに顔を俯かせる。

 自分は置いて行かれてしまったのだろうか。叶光はそう考えて不安な気持ちになった。

 白に置いて行かれてしまったら叶光はどうすることもできない。光之町ひかりのちょうへの道がわからないだけではなく、外へ出れば昨日の青年に見つかってしまうかもしれない。今の叶光が頼れる人間は白だけなのだ。

「どうしよう……」

 叶光は不安げな表情で頭を悩ませる。そんな叶光の耳に届いたのは玄関が開く音。

 びくりと肩を揺らし、恐る恐る顔を上げた叶光。そんな叶光の姿を淡青色たんせいしょく躑躅色つつじいろの左右違う色を持った瞳が映し出していた。

「白っ!」

 叶光は沈んでいた顔色をぱっと明るくさせる。

 昨日と同じように土足で部屋へと上がってくる白の元へと駆け寄った。

「起きたの?」

 白の問いに叶光は、うん、と頷く。

「ちょっと前にね。……起きたら白がいなかったから、置いて行かれちゃったのかと思った」

 叶光は眉尻を下げて笑う。

「置いてなんて行かないよ。ちょっと食料調達しに出ていただけ。……ほら、これ」

 白は手にぶら下げていたビニール袋からペットボトルの水とロールパンを取り出すと、叶光へと渡してベッドの上へと腰を下ろす。

 叶光は、ありがとう、と微笑むと白の隣へ同じように腰を下ろした。

「いただきます」

 ロールパンを一口ほどの大きさにちぎり、口の中へと放る。

 ペットボトルへと口を付け、ごくりと喉を鳴らせばやはりその水は生温かった。なぜ生温いのだろうか。叶光はそう疑問に感じつつも、それに文句を付けることはない。

 互いに黙々と食べ進める中。白はその手を不意に止め、徐に口を開かせた。

「……ボクがいない間になにか変ったことはなかった?」

「変わったこと? ないよ」

 叶光の返事に白は、そう、とだけ返すと残りの一口を水と一緒に流し込んだ。

 叶光はそんな白の姿を横目で見つつ少し俯き気味に、ねえ、と言葉を切り出した。

「ここは光之町じゃないって言っていたけれど、具体的にはどこら辺なの? ちゃんと帰れる距離なんだよね?」

 叶光の問い掛けに白はゆるゆると首を横に振る。

 白の動きを見て叶光は、えっ、と狼狽した。

「帰ることはできないけれど、問題はない。元々キミの居場所はここだから」

「居場所って……どういうこと? 私はこんなところ知らないよ? だって私は産まれたときからずっと光之町にいて、他の場所になんて行ったことがないもの」

 母親と二人で暮らしていたマンションや、通っていた学校。いつも遊んでいた場所。光之町での生活を思い出しながら叶光はそう言い切る。

 叶光には白が言っていることの意味がわからなかった。あの場所での思い出ならたくさんあるが、叶光の中にこの場所の記憶なんて欠片もないのだから。

「それはキミの……」

「私の? 私のなに? 白はなにか知っているの?」

 中途半端に言葉を切り口籠る白へと身を乗り出す。

 ベッドのスプリングがギシギシと悲鳴を上げているが、今の叶光にはそんなことなどどうでもよかった。

「……キミに教えることはボクの役目に入っていない」

 無機質な白の声音は普段にも増して叶光を冷たく突き放す。

「どうして? そもそも白は――」

 問い詰めるような叶光のその言葉は、突如として響き渡ったけたたましい電子音にかき消された。

 何事かと目を見開き、体を固くする叶光。

「なっ、なんの音?」

 狼狽える叶光の隣で白はヒップバッグの中身を漁り、未だに鳴り続けるそれを取り出すと険しい顔つきで操作を始める。

 手のひらサイズのそれは長方形で一見するとスマートフォンのようにも見えるが、叶光の知っている物とはかけ離れていた。本来であれば画面の中に表示されるであろうはずの文字や図が、画面から飛び出して宙に浮いているからだ。

 叶光は唖然とした様子で浮かぶ文字たちを見つめた。

 これは一体どうなっているのか。そう考えたところで、それまでうるさいくらいに鳴り続けていた電子音がピタリと鳴り止んだ。

 静けさの戻った部屋の中。白はどこか焦ったような顔つきで立ち上がった。

「気が付かれた」

 白は僅かに眉を寄せて呟くと、座っている叶光の腕を勢いよく掴む。

「えっ、どうしたの?」

 状況を理解できていない叶光はオロオロと白を見返す。

 白は叶光に構うことなく、掴んだ腕を引っ張り玄関へと向かって駆け出した。

「ちょ、ちょっと! 白っ」

 前のめりになりながら腕を引かれた叶光は困惑したような声を上げる。しかし、白の足は止まらない。

 玄関の扉を乱暴に開き、そのまま外へと出た白は家と家の狭い隙間を通り進んでいく。

「プログラムが突破された」

 白は叶光に視線を向けることなく、走りながらただそれだけを口にする。

「プログ、ラム、って」

 走っているためか、息が上がり思うように声を出せない叶光の言葉は途切れ途切れだ。

 白は叶光の質問に答える気がないのか。無言で走るスピードを速めたのであった。


 平屋から連れ出されて数十分。

 半ば引きずられるようにして走り続けていた叶光は限界に達していた。

「まっ、て!」

 路地裏へと入り込んだところで叶光は白に引っ張られている腕を逆に引き、動かしていた足をその場に止めた。

 片方の手を心臓の上へと置き、ゼーゼーと乱れた呼吸でその場へとしゃがみ込む。

「なにをしているの? 早くして」

 白は叶光を無理やり立たせると、ぐいぐいと急かすように引く。

「もう走れないよ」

「ダメ。走って」

 一向に整う気配のない息と共に吐き出された弱音を、白は容赦なく切り捨てる。

 ほら、と力ずくで足を進めようとする白の表情はどこか必死なようにも見えた。

「う、ん」

 力なく頷いた叶光がよろめく足で一歩を踏み出したそのとき。正面から強い風が砂埃と共に路地裏を通り抜けた。

 叶光は思わず顔の前へと腕をやって風を防ぐ。

 風が止み、叶光が腕を下ろしたその瞬間。ざわり、とその場の空気が大きく揺れ動いた。

「……見つけましたよ」

 叶光たちが走ってきた方向から聞こえてきたその声。

 反射的に振り返る叶光を白は思い切り引き寄せ、自分の背後へと隠すように置くと苦々しい顔つきで、風音かざと、と視線の先にいる青年の名前を呟いた。

「白、そこをどきなさい」

 感情のこもっていないような菖蒲色しょうぶいろの瞳が冷たく白を射抜く

「それは無理」

 白は静かに首を横に振る。

「無力な貴方に一体なにができると?」

 風音は口元を僅かに上げ、ふんっと鼻で笑った。

 そんな風音の言葉を白は無表情で受け止めると、視線は外さずに顔だけを傾け声を潜める。

「キミはどこかへ逃げて」

「白はどうするの?」

「ボクも隙を見て逃げる。心配しなくてもちゃんと追いつくから」

 叶光は不安げに白の服の裾を掴んだ。

「こそこそと作戦会議ですか? そんなこと――無駄、ですよっ!」

 そう発したかと思えば、風音は瞬くほどの速さで白の目の前へと移動する。

 そうして、高く上げた左脚を白へと目がけて振り下ろした。

「プロテクッ」

 白は既のところで左手から光りの壁を出現させると、風音の攻撃を受け止めた。

「防いだところで無意味ですよ」

 風音は余裕のある表情で次を仕掛ける。

 地を蹴り拳を突き出すそのスピードは、人間のものとは思えないほど速い。

 白はそれをギリギリのところで反応し、防ぐ。しかし、防いだかと思えばまたすぐに別の場所から風音の左脚が白へと襲い掛かってくる。

「び、白っ!」

 叶光は逃げることもせずに、白の後ろで両手を握りしめていた。

 どうにかして風音を追い払わなければ。そう考えるも叶光にその術はなく、ただその場に立ち尽くすことしかできない。

 次から次へと迫りくる攻撃をかわしては防いでいた白であったが、次第にそれが追い付かなくなってくる。

 隙を突いた風音の拳が白の頬を掠める。体勢を崩し、よろめいた白の左手首につけられていた電子バンドを風音のオペラシューズの先が蹴り上げた。

 小さな液晶にはひびが入り、それを目にした白が小さく息を呑む。

「ああ、壊れてしまいましたね……それ」

 風音はゆったりとした動作で顎をしゃくる。その表情はどこか楽しげだ。

「……だから?」

 白は左手首のそれを押さえながら風音を睨み据える。

「いいえ。ただ、それが使えない貴方はそこら辺にいる鼠よりもか弱い」

 口元を歪めた風音は瞬時に白の目の前へと移動した。

 咄嗟に身構えた白であったが、その視界に風音の姿はない。

「こっちですよ」

 耳元で聞こえたその声に反応するよりも早く風音の左脚が白の脇腹へと入り、真横の壁へと吹き飛ばした。

 ダンと鈍い音を立てて白の体が打ち付けられる。そうしてそのままズルズルと地面へと倒れ込んだ。

「びゃ、く……」

 信じられない、とでもいうように声を震わせた叶光は大きく目を見開かせ、はっとした様子で倒れこむ白の元へと駆け寄った。

「もう終わりですか? 手応えのない相手ですね」

 軽く溜息を吐き、サラサラとなびく漆黒の髪を煩わしげにかき上げる。

 そんな風音の横で叶光は必死に白へと声を掛けていた。

「動ける? 私の声……聞こえている?」

 叶光は体を丸めている白の肩にそっと触れ、小さく揺り動かす。

 白は目を瞑り短く呼吸を繰り返している。

「き、救急車……病院に」

 動揺した声で呟く叶光の腕を白が弱々しく掴んだ。

「に、げて」

「白を置いて逃げるなんて……そんなことできないよ!」

 ぶんぶんと首を横に振る叶光に白は、いいから、と声を振り絞る。

「白も一緒にっ」

「それはいけませんよ」

 白に掴まれていた腕を逆に掴み返した叶光は、真後ろから聞こえてきた声にばっと振り返った。

「さあ、一緒に帰りましょう。あのお方が心配しておいでです」

 叶光へと手を差し出す風音の口調は紳士的なものだ。

 しかし、叶光にとって目の前の風音は白に傷を負わせた『敵』である。

 叶光は力強く首を横に振って拒絶を示した。

「我が儘はいけません。どうか僕と一緒に帰ってください」

 風音の手が叶光を捉えようと迫りくる。

 やっ、と叶光が小さく悲鳴を上げたその直後。横から飛んできた小さな物体が風音の甲を叩いた。

「おやおや……誰でしょうかね」

 ぽとりと小石が地面へと落ちる。

 風音はほんのりと赤くなった自身の甲を不快げに見遣ってから、乾いた笑みを路地の入口へと向けた。

 風音のその動きに釣られるように、叶光も顔を動かす。

「おっと、まさかの命中! ってな」

「どーせ、まぐれだろ」

 大柄の男性と一人の青年が、狭い路地の入口を塞ぐようにして立っていた。

「なんですか貴方たちは」

 楽しげに笑っている男性に、風音は眉に深い皺を寄せる。

 風音が紡ぎ出したその音色は今までとは比べ物にならないほど冷え切ったものであった。

「通りすがりのおっさんとその子分、ってところだな」

 男性がおどけたような仕草で白い歯をみせる。

 それから隣の青年にちらりと視線を流し、そうだろ狼琥ろく、と同意を求めれば青年――狼琥は至極面倒だとでも言いたげなため息を返した。

「その通りすがりである貴方たちが僕になにか用事でも?」

「そういう訳ではないんだけどな。……ただ、そこのお嬢ちゃんが困っているように見えたもんで」

 男性は風音から視線を移し、白の隣に座り込んで怯えている叶光へと優しげな笑みを向ける。

 男性の安心させるようなその笑みに、叶光の中にあった恐怖心が僅かに薄れた。

「それはそれは……余計なお世話をどうもありがとうございます」

 綺麗な笑顔を浮かべて一歩前へと出た風音。その背後から一瞬、強い風が吹き抜ける。

「余計なお世話かっていうのは、お嬢ちゃんの表情を見れば一目瞭然だろうよ」

「僕の邪魔をするのであれば容赦はしませんよ」

「そりゃあ面白いな」

 自信たっぷりな表情を浮かべる男性に、風音は鋭く目を細めた。

「後悔するといい」

 そう言って風音が地を蹴る。

 男性は緩めていた顔を引き締めると、狼琥、と短く吐いて目で合図を送った。

「へいへい」

 気怠い声で男性の前へと飛び出した狼琥の右腕が、迫ってきていた風音の左脚をしっかりと受け止めた。その刹那。

 僅かな風が狼琥の頬を掠めたかと思えば、その頬に一筋の薄い切り傷が浮かび上がっていた。

「……へえ。てめえ、能力持ちかよ」

 狼琥は頬に滲む血を手の甲で乱暴に拭うと、特に驚いた様子もなしに口角を上げる。

「ええ、そうですよ。まあ、今更後悔しても遅いですがね」

 風音は胸の高さまで持ってきた拳にぐっと力を込めた。

「はっ! それはこっちの台詞だぜ!」

 大きく一歩後ろへと飛んだ狼琥は右手を地面へと伸ばし、手のひらをぴったりと地へ当てた。

 そうすれば、コンクリートには深い亀裂が入り狼琥の手元から風音へ向かい直線を描く。

「おっと」

 風音は瞠目し、横へと飛び退いた。

 真横で割れている地面を一見して、お仲間でしたか、と笑う。

「てめえなんかと一緒にするんじゃねえよ!」

 苛立たしげに吐き捨て、狼琥が風音のほうへと目掛けて地面を爪で引っ掻く。

 そうすれば飛び散ったコンクリートの破片が、まるで意思を持ったかのように飛んでいった。

 それを避けることもせず、真っ直ぐに突き進む風音の体には無数の切り傷が生まれていく。

 傷を負いながらも風音は口元に弧を描き、風のような速さで攻撃を繰り出した。

 狼琥はそれを上手にかわし、隙を見ては攻撃を仕掛けている。

「――おい、狼琥! もうオッケーだ! 引くぞっ」

 激しくぶつかり合っていた狼琥と風音へと向かって男性が声を上げた。

 男性の声に反応した狼琥がひらりと軽やかなステップを踏み、風音と距離を取る。

 数秒遅れて風音が男性へと視線を向ければ、そこには叶光と白の姿もあり。

 路地の入口で叶光は男性の後ろへ隠れるように立ち、白は男性に俵のように抱えられている。

「逃がしませんよ!」

 不意を突かれた風音は顔を歪めて声を荒らげ、男性のほうへと方向転換させた。

 しかし、その行動を見越してのか。風音が足を踏み出すよりも早く、狼琥の手のひらが地面へと合わさった。その途端。風音の目の前にある地面が高く突き上がり、狭い路地に壁を作り上げる。

「てめえはそこで大人しくしていやがれ」

 狼琥は地面の壁で塞がれた向こう側へと言葉を投げ、踵を返す。

「貴様っ……!」

 怒りで震える風音の叫びが風に乗り、その場に響き渡った。

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