身分や運命を張り倒しても、叶えたい愛(ねがい)がある。

人は生まれながらに平等じゃない、
生きながらに公平ではない、
他者からの評価は公正ではない、
少数派は多数派には無力である、
恋は喜劇より悲劇を呼び込む、


――――――しかし、それでも人は人を愛してしまう。
      だから私は読まずにはいられない。
      たとえ、どんな結末でも、
      二人の愛(ねがい)を見守らずにはいられない。