人物設定etc

【嶺月建(みねづきけん)】年齢25歳前後・身長173cmくらい・細身

物語の主人公。根暗で人付き合いが苦手、というか下手。故に感情表現が得意ではなく、誤解されてしまうこともしばしば。とにかく無類の不器用。服装は黒のワイシャツに黒のズボン、黒のブーツに黒のロングコートと上から下まで黒尽くめで、その姿から『黒塗りの悪魔』と恐れられている。稜家から教わった銃の腕前は一流で、無駄撃ちはせず、的確に急所を撃ち抜くスタイル。愛用のデザートイーグルは腰裏に下げたホルスターにおさまっている。家族構成は両親のほかに5歳年上の兄がいる。命の恩人である稜家のことは尊敬と憧れの目でみており、褒められるととにかく嬉しい、ワンコ気質。


【稜家道隆(りょうけみちたか)】年齢40歳前後・身長178cmくらい・中肉

嶺月の命を救った恩人。もとは社交性が高く、人望の厚い人間だったが、最愛の彼女を失ってからは物腰は柔らかいものの内には冷酷さを秘めるようになった。自分のことを慕い、従順でいる嶺月のことは特別視しており、彼の前ではくだけた表情もみせるが、その他の人間への興味は皆無に等しい。「政府の人間を皆殺しにした」という話を聞いて人が集まり出した頃から自らの手で人を殺すことはしていないが、そのカリスマ性はなお健在している。


【仙堂巧真(せんどうたくま)】年齢23歳前後・身長170cmくらい・中肉

嶺月と同じ組織の後輩。常に飄々としていて掴みどころがなく、心の奥は覗かせないくせに人懐っこさはみせる末っ子気質。嶺月のことは尊敬しつつも心配の方が割合が高い。銃の腕前は普通。必要以上の殺しや暴力はしない主義。


【椎名祐次(しいなゆうじ)】年齢25歳前後・身長178cmくらい・中肉

嶺月とは小学校時代の友人。口は悪いが世話焼きで面倒見の良いムードメーカー。施設では空けることが多いリーダーに代わりまとめ役を務めている。食料の調達もおもに彼の仕事。


【茂野透(しげのとおる)】年齢25歳前後・身長173cmくらい・細身

嶺月とは小学校時代の友人で、椎名とは幼い頃から親同士の付き合いもある親友。まっすぐな性格の持ち主で、それ故暴走してしまうこともしばしば。愛称はシゲ。嶺月のことは「ミネケン」と呼んでいる。銃に関してはヲタクなため、無駄に知識が深い。


【森野幸広(もりのゆきひろ)】年齢30歳後半・身長180cmくらい・大柄

椎名と茂野が属する施設のリーダー。とにかく豪快で懐が広く、声が大きいのが特徴。稜家とは昔からの知り合いで、『あの日』が起こった後生き残った者同士何かできることはないかと組織を立ち上げた人物。逃げ出してからは本当の意味で人を救うために、各地で救済活動を行う。「幸せが広がると書いて幸広だ!」という自己紹介をするのが好き。専門はプログラミング。


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他にも世界設定などを書こうと思いましたが、とりあえず人物紹介のみということで。ちなみに、このお話は以前書いたものを手直ししてUPさせていただきました。

女子がまったく出てこないのは…然程必要性を感じないのと、上手く動かせられないから(笑)。多分この先も自分のお話で「ヒロイン」なるものは出てこないと思われますので要注意ですー。

この後の嶺月と稜家ですが、稜家は殺された彼女の復讐にすっかり憑り付かれてしまっていた己を改め、少しづつですが変わろうとして行きます。そんな稜家の変化を嶺月は嬉しく思い、今までと変わらず彼のためになれるよう精一杯支え続けることでしょう。仙堂の言葉通り、稜家の傍にいれば幸せなのだから…。


それでは最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございました!少しでもこの作品が心に響くものであったならば幸いです。

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空ときみの間。 嵩冬亘 @meguru-t

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