やはり始めに目に付くのは、作者の繊細な文章力だろう。思わずそういう表現の仕方もあったか、と勉強になる。異世界ものにありがちなアクの強さみたいなものが目立たず、さらさらと流れるように話が読めるので全体的に清い印象を受ける。物語が始まったばかりなので方向性はまだ見えないが、独特な性格をした主人公が学園や異世界で何を成して行くのか楽しみである。
記憶喪失という難しい設定を、こうも流れる川のように表現した作品は初めてです。綺麗な文章に伏せられた謎は読む者を引きつけるでしょう。ですが、物語が少し硬いイメージが沸きました。読む人を選ぶ作品のように感じます。
5話まで読んだ感想 読み進めていくうちにこれからどうなるかドンドン期待感が高まっていく。 続きを読ませるしっかりとした文章だと思う。 そろそろ大きな動きが欲しいかなと思っていますが、どうなるんでしょうか。 まだ序盤なので☆1個とさせていただきます。追記 続きを読みましたので☆2個とさせていただきます。 追加レビューについてはまた後ほど
記憶喪失という主人公の目線から描かれていることにより、読み手側に丁寧に世界観が伝えられていくここからどう物語が広がっていくのか楽しみである