第18話

「ふーっ。マシューは上手くやってくれたようだな……」


 弟から送信されてきた簡単な報告には、ゴードンにとって満足の行く撃ち込み先が記載してあった。

 そして、撃ち込む直前までのたねの整備スケジュールも。

 ルーグ3を、そこに住む動植物ごとの進化を促進する、たねへの改造データは既に八基ある全てのたねにダウンロード済みであり、チェックをすり抜ける為の偽装も施してある。

 たねの最終点検が終わった後、撃ち込むまでの間にたねの内部に乗り込んで、最高権限でのコマンドを一つ入力してやるだけでクイジーナ2に搭載されている八基のたねは単なる文化データの収集装置ではなくなる。

 改造モードで撃ち込まれた後は大量のナノマシンを製造する。

 製造されたナノマシンは土壌や水を含む自然環境を改良するばかりか、細菌サイズの生物の体内にまで潜り込んで遺伝子に影響を及ぼす「神の手」となるのだ。


 勿論種を改造モードで稼働させたのは未だ植物と、碌な自意識も発生していないような下等な動物までしか存在していない星においてでしか実績はない。

 一応、高等生物に対して使用したとしても、直ちに何らかの影響が出るようなことはないとされてはいるものの、あくまで「直ちに」という冠詞が付いていることは確かだ。

 研究者達も高等生物に使えば、世代を経る毎に僅かずつではあるが確実に何らかの影響が出ることは理解している。


――使うのはいい。良い影響を与える可能性は高いだろうし。しかし、ひとたび使ってしまったら自分の母星に対して使われても文句は言えない。

――完璧な進化を遂げた生物など存在しない。我々も完璧でない以上、「完璧に近づける為」と称して使用される可能性が……。


 過去にはゴードンのように興味を持つ者も居るには居たが、殆どの者はこう考えた。


 しかし、残った僅かな者には無私の思いか、別の思惑からか、「母星まるごと進化のために改造するのも悪くない」と考える者も居た。

 とは言え、彼ら自身の母星に「人類としての進化促進の為、たねを改造モードで使用しよう」と提案しても当然のごとく全てが否決された。

 普通は、生物的に今以上の進化を望む人類など居ないからだ。

 そもそも宇宙にまで進出するような人類は生物的な進化の局地に近いとされ、進化のための参考データなど無きに等しかったことも大きな理由ではあったのだが。


 それはそうとして、一基のたねが作り出すナノマシンの生産数は最大効率で生産を行った場合、僅か一ヶ月間で垓の桁(一〇の二〇乗)に達する。

 勿論、ルーグ3の土壌から材料やエネルギーを確保するにしても限界があるので、その勢いで作られるのは撃ち込んだ直後くらいのものであり、その後は一日で数十億から数百億程度に落ち着く。


 だがその程度の数だとしても、数百年、数千年と続けられれば作られるナノマシンの数は膨大なものになり、地表に住む生物のほぼ全てがたねの影響下に置かれるのには数十~数百年もあれば充分だろう。文字通り時間の問題である。


「四番から八番までの五基があの大陸か……急いだほうが良さそうだ」


 ブツブツと呟きながらゴードンはゴーグル状のモニターを外し、ガスガンのチェックを行う。

 

 たねに施した細工の確認を行い、必要なコマンドを打ち込んでやらねばならない。




■□■




 クイジーナ2は無事にルーグ3の高度三〇〇㎞という低軌道の衛星軌道に移行し、周回を開始していた。


「あれ、やっぱり人だよな」


 低軌道にまで来ることができたため、地表を歩く生物の様子までがよく観察出来るようになっている。

 船員達が見つめる船橋のメインスクリーンに投影された映像には人らしき生物の集団が映っている。

 地表の人は獣から取ったらしき毛皮で、簡易な服を作成しているようだ。

 また、手には木のような植物と石で作った槍のような物を持っている。


「まだ原始人だな……狩りでもしてんのか?」

「そうだろうな」

「少しズームアウトしろよ」


 誰かの要求に応えたのか、カメラはズームアウトし、今ままでフレームに入らなかった場所までが映された。

 人の集団が狙っているのは人よりも少し大型の四足歩行獣のようだ。

 こちらは数十で群れを作っているのを認めることが出来る。


「お!」

「動き始めたか」


 人の集団は巧妙に群れを囲むように配置を広げていた。

 獣達は気が付いていないようだ。


「ん?」

「もう行くのか?」

「少し早くないか?」


 包囲はまだ完成していない。

 包囲網はまだ半分ほどの半月状だ。

 にもかかわらず、半月の一方に位置していた数人が槍を構えて獣に向かって走り出したのだ。


「あーあ」


 船橋には残念そうな声が湧き起こる。


「んんっ?」

「あれは?」


 襲い掛かってきた人から逃げ出すように反対側に走り出した獣の群れのうち、間抜けな何頭かが半月の奥の方へと向かってしまった。


「なるほど。全部を捕える必要はないもんな」


 少し小さめの一頭が槍を躱しきれずに人の攻撃を受けてしまったようだ。

 倒れた獣に群がる人々。


「別の場所は映せるか?」

「え? やっと見つけたんですが……」

「あんなところ、見たくはない」

「はぁ……ちょっと待って下さい」


 カメラはもっとズームアウトをしてパンをするように上下左右に振られた。


「ん~……お?」


 何か見つけたようだが、映っているのはどこかの集落で、先程とはかなり距離が開いていると思われる。


「子供が居るな」

「そりゃ居るだろうよ」


 昼の側なので火は焚かれていない筈だ。

 が、集落の端から煙が立ち上っている。


「飯でも作ってるにしちゃ派手だし、一箇所ってのも変だな」

「だな。何やってんだ?」

「わからん」

「……あれ、土器でも焼いてんじゃないか?」

「ああ、なるほどね」

「土器か」

「文明レベル四は確認されたな」


 船員達は映像を見ながら口々に話し出す。


「あれ?」

「どうした?」

「いや、ちょっとな……おい、さっきの録画してるか?」

「さっきのって、狩りしてるとこですか?」

「そうだ。狩りはどうでもいい。人を今の奴らと同じ倍率で映してくれ」


 光学センサーを操っていた船員は要望の通り、スクリーンの端に録画映像を映した。


「んん?」

「ありゃ?」


 同じ倍率で映された人には明らかな違いが認められた。

 まず、狩りをしていた人の方が明らかに背が高く、体つきもがっしりとしているように思える。

 そして、集落で土器を作っていた人々は比較して背が低いと思われる。

 影の長さから狩りをしていた人の半分強くらいの身長の者も居た。


「子供ばっかりか? いや……」


 その他、大きな違いに気がついた。

 狩りをしていた人には尻尾が生えている。

 また、耳は二つあるようだが頭の側面ではなく頭のに生えているようだ。

 対して土器を作っていた人には尻尾が生えている者は見当たらず、耳も頭の側面に付いている。


「種族が違うんだろうが……」

「珍しいな」

「さっきいのと場所はどのくらい離れてるんだ?」

「……三〇㎞くらいですかね?」


 通常、一つの惑星でヒト種が覇権を握った場合、肌の色など細かな差異はあっても身体的にこれだけ大きく差異があるまま、というのは非常に珍しい。

 普通は肉体的に優れている方がそうでない方を駆逐する。


「おい、集落全体を見せてくれ」

「了解しました」


 カメラは大きくズームアウトし、また調整のためにズームインしようとした。


「待て! なんだ?」


 集落の外、画面では上の方に、また別の人らしき姿が見えるのに気がついた者がいた。


「上の方に寄せてみてくれ……はぁ?」

「あれも人かよ?」

「棒を持ってるみたいだし、人なんだろうな」


 画面の上の方に移っていた人影は服らしき物は身につけては居ないようだが、手に大きな棒のような物を持っている。

 最大の違いはその体のサイズだ。


「で、でかそうだな……」

「ああ、何だよ? 巨人か?」


 先程集団で狩りをしていた人よりもずっと背が高く、体も大きい。

 まさに筋骨隆々と評しても良さそうな丈夫そうな体つきをしている。


「こうなったら他にもまだまだ居そうだな……」

「ああ。探してみろ」


 カメラは再び大きくズームアウトするとまた別の方を彷徨った。




■□■




 ダンとカミラはいつもとは異なり、船体の左舷前部あたりの舷窓の前で話し合っている。

 単にいつもの右舷側の舷窓には深刻そうな顔で話し合っている数人の乗組員が先客として居たからで、特に深い理由はない。

 強いて言うなら船体後部にある居住区画から遠い位置にしただけだ。


「そうか……」

「ダンは反対じゃないの……?」


 話題は恒星ルーグ3へたねを撃ち込んだ後に行われる投票についてだ。

 カミラは両親と会いたいと言い、僅かでも可能性があるなら賭けてみたいと主張した。


「いいや。さっきも言ったけど、俺は少しでもカミラの希望が叶えられるように君と同じ案に投票するつもりだったからね」


 この話題になってすぐ、ダンはカミラの希望を聞く前に自分の考えを口にしていた。


「俺には帰りを待つ家族もいないし、本当にどっちでもいいと思ってるんだから、俺のことは気にしないでいいよ」


 ダンは優しく微笑みながら言う。


「うん。ありがと。皆もそうしたいって……」


 カミラが言う皆とは、調査隊一行のことだ。


「でも、通常航行で近くの恒星系を目指すのは……私が言うのもなんだけど危険が多いわ」


 カミラとて非常に分の悪い賭けであることは理解しているようだ。


 その言葉を聞いてダンは返事を口にする。


「そうだね。本音を言えば、俺は君に生きて欲しい。勿論、俺も死にたくなんかない。で、どっちらの方が長く生きることができるかと問われれば、当然冷凍睡眠コールド・スリープをしながら助けを待つことだ。でも……」


 僅かに肩を竦めるようにしてダンは更に言葉を継ぐ。


「でも、冷凍睡眠コールド・スリープの方は生きてると言っても実質は眠って意識がない状態だからなぁ。定期的に目を覚ますことはするだろうけど、君とこうして喋るのは殆ど不可能になるだろうからね。俺は、それは死んでるのとあんまり変わりないんじゃないかと思う。それに……」


 カミラから視線を切り舷窓の外へと顔を向けるダン。


「それに?」


 そんなダンの腕に肘を絡めてカミラは先を促した。


「ああ、確かに助かる可能性は冷凍睡眠コールド・スリープをしている方が上だとは思うよ。だけど、その可能性だって小数点以下の何桁かが少し違うだけで、実質は両方共ゼロに近い。ならばせめて、君の気の済む方がいいし、こうして好きなように話せて触れ合える方がいいと思うんだ」


 その時、背後の転送機が転送者ありの警告音を発した。

 すぐに会話を切り上げた二人は同時に転送機を振り向いた。


 光の粒が収束し、実体化すると一人の船員が現れる。


「これは邪魔してしまったようだな。気にしないでくれ」


 初老の船員は少しばかりバツの悪そうな顔をしてそう言うと床を蹴り、ガスガンを噴かして更に船首の方に向かって通路を漂って行った。


たねの整備の人だろうな。この先のセンサーは前部死んじまったし、一番のたねのコントローラーに向かう通路しかないから」


 漂って行く後ろ姿を眺めながらダンが解説した。

 種は左舷側に奇数番号が、右舷側に偶数番号が格納されている。


「え? 撃ち込みまであと三時間くらいしかないわよ? こんなギリギリまで整備するの?」


 ダンの言葉を聞いたカミラは少し意外そうだ。

 予定ではあと二時間程で、ルーグ3表面の最終的なスキャンを終え、特に問題が無いようであれば一番から順に文化データ収集用にセットアップした種を撃ち込む事になっている。


「さぁ? 整備と言ってもハードウェア的なものじゃなくて、ソフトウェア的なものじゃないかなぁ? プログラムが正常に動いているかチェッカーを走らせるとかさ……ごめん、俺、たねの事はよく知らないから……」


 知ったかぶりがバレたかのように少し恥ずかしそうに言うダン。


「大変なのね……あの人、これから撃ち込みまでああやって全部チェックするのかな?」


 カミラはダンの顔を見ることなく整備員の後ろ姿を見送っていた。

 一〇〇m程先で通路は折れ曲がっており、整備員の背中はそこで見えなくなった。


「そうかもね。興味あるの?」


 造星学を研究する学徒としては実際に星を改造する機械であるたねに興味を持つのは自然な成り行きだろう。


「ん~、ハードウェアにはあんまり興味ないかな。でも、折角だから最後に一度くらい近くで見てみたい気もする」


 その言葉を聞いてしまった以上、ダンとしてはささやかな願いを叶えてやりたいと思った。


「そっか。なら、あの人が戻るまでここで待ってようか。撃ち込む前には戻るだろうしさ。そうしたら次の種の整備の時に近くで見せて下さいって頼めば一緒に行けるかもよ?」


 ダンの休憩時間はまだ五時間ほど残っている。

 三時間後に最初のたねを撃ち込むのだから、あの整備員の仕事がどんなに時間が掛かるものだとしてもそう大した時間は掛からないのではないだろうか?

 ソフトウェア的なチェックだけなら数分で済んでしまうかも知れない。


 何しろ、クイジーナ2は現在九〇分程でルーグ3を一周している。

 勿論、随時ルーグ3の自転軸に対する軌道角度の変更を行っているので正確な時間ではないが、軌道角度の変更をせずにそのままのコースを回り続けると仮定しての時間だ。


 撃ち込み開始の三十分前、つまり二時間半後には船体下部のカーゴベイとも言える、たねの格納扉を全部開放し、片側四本、二列に並べて寝かせるような形で船体と平行に格納していたたねを船体からぶら下げるように起こしておかねばならない。

 そして、撃ち込みを始めたら一本あたり一時間おきくらいの間隔で撃ち込む事になる。

 あまり長い時間が必要だとは思えなかった。


 従って、傍でたねを見る事の出来る最後の機会だろうから、カミラが思い残すような事は無くしてやりたかった。


「ん……作業の邪魔をしたくはないから、格納庫の入り口あたりで見るだけなら見てみたいかも」


 三時間後には食堂のメインモニターに撃ち込みの様子が投映されることになっている。

 勿論、たねの先端に内蔵されたカメラの映像をメインとして中継されるので、大気との摩擦でカメラが壊れるまでの間、地表上空五〇㎞程度までの映像だ。

 それ以降は種の側面に取り付けられたカメラに切り替わる予定なので地表に激突する瞬間までは大丈夫だろうと説明されている。

 時間的に二回の撃ち込みを見たらダンはシフトにつかなければならないが、二回はカミラと一緒に眺めることが出来るのだ。

 未だ格納庫に収められているたねをちょっと覗く程度の余裕はあるだろう。


 予想通り、十数分後に整備員は戻ってきた。


 舷窓の前に居るダンとカミラに会釈をして転送機に取り付こうとしている。


「あの、すみません」


 ダンが声を掛けると整備員は一瞬だけギクリとしたように固まった後、振り返った。


「何だね?」


 ダンは「何だってこんなに硬い顔なんだ?」と思いながらも次のたねの整備の際に、格納の入り口からでもたねの実機を見せて欲しいと頼んでみた。


「……」


 整備員は黙して答えない。


「あ、ごめんなさい! 邪魔なようなら結構です。私、ウィングール大の研究室で造星学を学んでいるので、一度くらいたねを見てみたいって我儘を言っちゃっただけなんです!」


 練習生であるダンの立場が悪くなるのではと心配したカミラは、すぐに頭を下げて謝った。

 カミラの謝罪を聞いた整備員は今までよりももっと硬い顔つきになった。


「規則なんでね。悪いな。……ああ、右舷の偶数番号も最終チェック済みだからな。覗いたりしないように」


 整備員はつっけんどんな感じで言うと転送機を操作して消えていった。


「……食堂に行っとこうか」


 残念そうな声でダンが言った。


「うん……」


 カミラも頷く

 転送機の使用ランプが消えるまで待ち、二人は食堂前の転送機まで転移した。




■□■




「何飲む?」


 ミールベンダーの前まで行ったダンがカミラに訊ねる。


「ケルン。お砂糖多目で」


 カミラの故郷ではポピュラーな飲み物を指定してダンも自分の好きな清涼飲料水をカップに注いだ。


 食堂のメインスクリーンの前にはシフト外の船員や練習生の他、調査隊の一行も混じっているようだ。

 因みにゲインはそろそろシフトが終わる筈だがまだ食堂には来ていないようで姿は見えない。


 会議室にある小さなモニターではなく大きなスクリーンで全員で見よう、とファクナー教授が言っていたことをカミラは思い出した。


――あの時はルーグ3じゃなくて、ルーグ2-4に撃ち込むつもりだったし、事故なんか起きる前だったから……。


 カミラはファクナー教授の後頭部に視線を飛ばしながら、たねのパラメータ調整が終わった時のことを思い出していた。

 あれは一〇日くらい前の事だったか。


 星自体の大きさを始め、その環境から何もかもが異なるルーグ2-4とルーグ3。

 あれから多少ルーグ3用にパラメータを弄ったものの、助かる可能性が極小であるために学術調査隊の士気はどん底近くにまで低下しており、パラメータ変更も完全には間に合っていなかった。


 カミラに気が付いた調査隊の助教授に会釈をして、ダンと二人少し離れたテーブルに着いた。


 助教授がファクナー教授に何か言うと、教授もカミラを振り返ってにこりと微笑んだ。

 教授の視線には若くして人生が断ち切られることを知らされ、ショックを受けているであろうカミラを気遣うような優しい成分が含まれているのに気付いた。


 カミラは目礼を返してスクリーンに目を移した。


 スクリーンには最初に撃ち込まれる予定の第一収集端末兼変性装置、つまり一番のたねの先端に取り付けられているカメラが捉えた光学映像が映っている。


 雲が流れ、その隙間に陸地が見えた。


 あの陸地には原始人を卒業し、これから暫く肉体的には大きな進化をしないであろう多種多様な人種が住んでいることは判っている。

 尤も、その文明レベルは未だ四かせいぜい五、どこかには六くらいの集団が居るかもしれない程度である事も判明しているので大災害を引き起こすことになるであろうたねを撃ち込むのに躊躇する者はいない。


 隕石がぶつかる程度だし、普通の星はそれくらいよくあることだからだ。

 数万年の単位で見た場合だが。

 

 幾らかの時を経た後、モニターの隅に数字が映った。

 数字はどんどんと減っていく。

 撃ち込みまでのカウントダウンだ。


「あと一分か」

「真下を見れるのは途中までなのよね?」

「うん。えーっと撃ち込まれてから地表に到達するまで一〇分くらいだろうってから、七、八分経ったら側面のカメラに切り替わると思うよ」


 ダンとカミラが呑気に会話をしているうちに着々とカウントダウンは進む。

 食堂のあちこちから「五、四、三……」とカウントダウンに合わせて声が上がり始めている。


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