第6話

さてボスゴブから詳しい話を 聞くためとまだ会ってない人間に会うために、街を目指しましょうか!(...やっとだよ‥‥)─────────────────────

という訳で(どんな訳だよ)あれかなーって言うのがみえてきました。

見えてきたのは(結構前から見えてたんだけどね)灰色の壁らしきもの。

眼を凝らせば入口かな?門らしきものが見える。

それから歩いて三十分後

街についた(やっぱり街だった)街の入口には数人、街に入るための順番待ちで列を作ってる。

僕は列に並ぶ前にねんのため顔を少し変えた

そして列に並んだ

そして数分後僕の番になった。


「おや?見ない顔だね、ほかの街から拠点を移しに来た冒険者かな?それとも冒険者になりに来たのかな?」


冒険者?そんなのまであるんだ。どうするか、ここには暗殺のお仕事見つけるために来たんです、なんて言えないしな。

この人の言う通り冒険者になりに来たって言えばいいかな?

うん、そうしよう


「はい!冒険者になりに来ました!」

「うん、元気があって宜しい。では身分証明書は持っているかな?」

「すみません、持ってないんです。それがないと街に入れないんですか?」

「いやいや、そんな事ないよ、ただ身分証明書を持っていると街に入るのに払うお金が少なくなるんだ。では仮身分証明書を発行するからちょっと奥の詰所まで来てくれ」

「あっはい、分かりました」


僕は衛兵の人の後について行き詰所に入る。

座って待っててと言われたので待っていると、さっきの衛兵の人が水晶玉を持って入ってきた。


「待たせたね、じゃあこの水晶に手を置いて質問に正直に答えてくれ。」


僕は水晶に手を置き質問を待った


「今まで犯罪を犯したことはあるか?」


犯罪か不味いかも、だって僕暗殺者だし?

まあバレたら逃げればいいか。顔元に戻せばバレないし


「いいえ、ありません」


衛兵の人は水晶をじっと見てふっと笑った


「よし、大丈夫だ。仮身分証明書を発行するぞ。一つ注意点がある、これは1週間で効力が切れるから早めに冒険者になった方がいい。もし効力が切れたのに街にいたら強制的に排除されてもらうからきおつけろ。あっそれと銀貨一枚を払ってもらう」


おお!よかった、バレなかったみたいだ。

でも何でだろう?まあいいや、考えてもわかんないし

僕は神様にもらった銀貨を一枚取り出し衛兵に渡す


「ようこそ!エグゼルへ!」

─────────────────────

さて街に入ることも出来たし冒険者ギルド的なところに行こうかな。

えーとどこだろう。さっきの衛兵に場所聞いてくればよかったな。

そこら辺の人に聞くか


「あのすみません」

「ん?どうしたんだい?」

「実は冒険者ギルドがどこにあるか分からなくて」

「ああ、新人さんかな?ギルドはここをまっすぐ行って突き当たりを左に行くと見えてくるよ」

「ありがとうございます!」


僕はその人にお礼を言ってギルドに向かう


「ここがギルドか意外と大きいね」


冒険者ギルドは意外と大きな建物だった。

三階建てで上だけじゃなく横にも大きい

僕は入口を開けて入る

何となくイメージしてた通りのギルドだった

酒場があって何人もの冒険者が食べ物や飲み物を飲み食いしている

僕はカウンターにいる女の人に声をかけた


「すみません、お姉さん」

「あら?可愛いわね、依頼に来たのかしら?」

「いえ、冒険者になりに来ました」

「・・・そうなの・・・三銀貨必要だけど大丈夫かな?」

「はい大丈夫です」


お姉さんは少し哀しい顔をした。

すぐに笑顔に戻ったが僕は何となく気になった


「じゃあここに名前とかを書いてね」

「この魔法とかって絶対に書かなきゃダメなんですか?」

「駄目ってわけじゃないけど、パーティーメンバーを探す時に役立つから書いといた方がいいよ?」


パーティーメンバーか僕は仲間は要らないから書かなくていいか

僕は名前だけ書いた紙をお姉さんに渡した


「カズトくんね、結局名前以外は書いてないのね、まあいいわ。じゃあ冒険者の説明をさせていただきます。まず冒険者は六つのE、D、C、B、A、Sというランクに分けられます

依頼には採取依頼、常時依頼、討伐依頼、殲滅依頼、緊急依頼の五つになっています採取は何かをとってきて欲しいという依頼で常時はスライムやゴブリンの討伐、薬草の採取などがあります。討伐は〇〇を何匹狩って欲しい。村に〇〇がでたから退治してくれのようなものですね。殲滅は文字通り殲滅です例えばスライムの殲滅ならその場にいるスライムを一匹残らず討伐してもらいます。緊急は例えば街道にバジュラが出たからすぐに討伐してくれ、みたいなものをギルドが出します。まあ滅多に無いですしバジュラだってほとんどみん事はありませんけど。ここまででなにか質問はありますか?」

「ありません」

「では続けます。冒険者同士の諍いはギルドは関与しませんので自己責任でお願いします。以来の失敗ごとに評価が下がるのできよつけてください。こんな感じてすね、ではこのカードに血を垂らしてください」

「血?」

「ええ、このカードにあなたの生態情報を登録して貴方以外に使えなくするんです」

へー無駄に高性能だね

僕は自分の小針を使って指を切り血を垂らす


「はい、ありがとうございます。ではこちらがあなたのギルドカードになります、再発行には金貨1枚かかるのでおきおつけください。では、ようこそ!冒険者ギルドへ!」


ふーやっと終わったここまではテンプレって言うやつの通りだつまりこの後は


「おい、ここはガキが来るような場所じゃねーんだよ。帰ってママのミルクでも飲んでな!あっははははは!」


ほらね?絡まれた

テンプレ通りでしょ?


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

異世界で暗殺ギルドやってます ハースト @0118

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ