話題の『まなざし村』や、よく聞くフレーズである「お前にとってはそうなんだろう」を哲学的見地から見た時の解説文の決定版!(大げさ)
この手の論文調の文章にしては珍しく、とても解かりやすかったです。哲学書はどうにも、わざと遠回りに面倒くさい言い回しに変換して、解かりきったような事を小難しくしているという印象だったのですが。
自身はたぶん「相関主義」に近い気がします。否定論者と思ってましたが。観測者の絶対性が証明されねば、あらゆる事象は証明不能となり、自身もまた証明不能であり、他者ももちろん証明不能である、という屁理屈ですけど。唯一解かっていることは、確かな事など何もない、というか。なのでもちろん有名な「我思うゆえに我あり」も否定です。証明のしようがない。本文にあった過激な主観的観念論というのになるのですかねぇ。色々と考えさせられる論文で面白かったです。ザコシショウのネタは、モノマネというよりインパクト芸の気がしないでもないですが。カテエラですよね。爆笑させてもらったので細かい事はどうでもいい、て、こういう視聴者の態度が混沌を招くのでしょうね。