お悔やみメールに明るい返事

年に一度会うご夫婦に、喪中はがき(夫の兄が75歳で死去)を出したところ、「御冥福を御祈りします」と、メールで挨拶を頂きました。


早速、お返事メールしたところ、また返事がありました。

「哀しみ事なのに笑っちゃいました」

と送られてきました。


受け狙いのつもりは無かったのですが、喜んで貰えたメールです。

………


早速、御丁寧なご挨拶を頂き恐縮です。


突然の事でしたので、兄弟を驚かせました。

しかし、考えてみれば、生涯独り身を通された方です。


寝込んだり施設に入ったりせず、あれよあれよと言う間に、苦しまずこの世を去って良かったのかもしれない、とお互いに慰め合っていました。


それより、亡くなった夫の兄は次兄と自営業を営んでいましたので、跡の引き継ぎがおおごとになり、夫も交えて兄弟がてんてこ舞いでした。


長兄を亡くし、夫はしみじみ「僕らもそんな世代になるのか~」と淋しげでした。


そんな考えも長く続かなくて、

ゴルフに行ったり、テレビでゲラゲラ笑ったり…。

「あんたは長生きするよ♪」って言ってやりました。

御主人にも、何卒宜しく御伝え下さい。


奥様は、股関節を悪くなさってますので、この寒さは体につらい事と、お察しします 。

くれぐれもお身の回りを温かくされ、良いお年をお迎え下さい。

これにて失礼します

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