吉日を選んだ気持ちを汲む(お礼状)

無事退院され、ご本人から「快気の内祝を12月27日にお届けします」とメールがありました。


27日をカレンダーで見ますと『大安』です。


わざわざ吉日を選んだ気持ちを汲んで、彼女に手紙で知らせますと

「吉日を選んだ事をわかって頂いて、嬉しい」と返事がありました。


手紙の文字を修正液で訂正したところがあります。出すお相手は、私より年下の女性で、かつ、名前を訂正した訳ではないので、書き直さずそのままにしました。やっぱり書き直すのは面倒です。手紙の最後に「追伸」で、訂正したことにお許しを乞います。


これ迄、祝い事の品物を送付する日を、六曜を考えて選んだ事がありませんでした。


年輩の方ならともかく、若い方も気にされるなら、日を選んだ方が良いのでしょう。


………


新年を迎える準備でお忙しい頃ですね。

その後御元気な御様子、何よりです。


わざわざ御丁寧な御挨拶のメールありがとうございました。

無事、27日大安吉日の今日、頂戴しました。『大安』の日を選んでお送りになるとは、心憎いですね。


過日の御見舞いは私達夫婦が病院へ押し掛けて行って、おしゃべりして…、考えてみますと弱っている患者さんが我慢して、私達に応対して下さった様なものです。


冷や汗もので、申し訳無い事でした。


持参した品も『御見舞い』の熨斗を付けて差し上げたものではございません。

気まぐれに選んだ品を袋に詰めただけの物です。

この様に御心遣い頂き申し訳ございません。ありがとうございました。


一層厳しい寒さがやって来そうです。

御体に十分気を付けられ年末年始を御元気でお過ごし下さい。

御主人やお嬢様に宜しく御伝え下さい。

明年も御家族皆様お幸せでありますよう御祈り申し上げます。 ごめんください。


p.s.お見苦しい訂正箇所御許し下さい。

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