結婚式のアクシデントでお世話になった人へお礼状
娘(長女)の結婚式での出来事です。
娘は親族だけの結婚式と披露宴をこじんまりと行いました。
その後に新郎新婦がお世話になった会社の方や友人達が集まりました。
面倒な事をして…と思ったものの、これが本当に幸いしました。
新郎の親族で、90歳を越えるご老人がお酒に酔って倒れてしまいました。
私達は、右往左往するばかりの中、夫の弟夫婦が冷静に対処。
救急車が来るまで、呼吸や脈拍を診て、奥さんは次に始まる披露宴の段取りの為に走り回って下さいました。
感謝の手紙とお礼の品を送りました。
………
前略
先日の結婚式では、私共がおもてなししなければならないところを、御迷惑をかけた上、大変御世話になりまして誠に有難うございました。
〇〇さん(夫の弟の名前)が老人の救助に気転を利かせて下さったお陰で 大事に至らず、本当に助かりました。有難うございました。
あれから、御老人のご親族から電話があり、
「入院もせず手の傷を数針縫っただけで帰宅し、今は元気にまんじゅうを食べています」
と、冗談混じりに話されていました。
また、奥様には私共との連絡に走り回って頂き、本当に有難うございました。お陰様で新郎新婦は、次に始まる上司や友人達だけの披露宴へと、無事向かう事ができました。
考えてみますと、会社関係者や友人は、この騒動を知ることなく、慶びだけの宴にする事ができたので、ほっとしています。
もし、一緒の披露宴だったら「老人が倒れた結婚式」の印象しか残らず、後々までの語り草になるところでした。
心より御礼申し上げます。
ここに感謝の印までに、ささやかではございますが粗品をお送りさせて頂きます。ご笑納下さいましたら幸甚です。
誠に有り難うございました。
草々
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