娘婿の両親から届いたお年賀にお礼状。

娘(長女)婿の御両親から大晦日に『お年賀』の熨斗でお酒が送られてきました。

子供が結婚して2年目、まだどちらの両親もお互い神経を遣ってます。


お正月の祝い酒に、とお気遣い頂きました。娘夫婦は、どちらの実家にも世話になるのですから、

「お互い様です。どうぞお気遣い無く」と手紙にしたためました。


………


前略ごめん下さい。

この度は特別なお酒を大晦日を選んでお送り頂き、御心遣い痛み入ります。心より厚く御礼申し上げます。


御両親様の御宅へは、御子息はじめ娘も夏休みには宿泊させていただくとの事、さぞ気疲れ、体のお疲れは大変な事と御察しします。誠に有難うございます。


気が利かない娘ですのでお気に障る事もあろうかと思いますのに、この様に御丁寧な事をして頂きますと、誠に心苦しく申し訳ない限りです。


子供が結婚しましても、気に掛けてやりたいと思うのは、親としての情でございましょう。お互い様の事でございます。


何卒今後お気遣い無き様、くれぐれもお願い申し上げます。


御不在の折りにお電話させて頂いた様です。


大晦日の御忙しい頃と存じましたので、再度のお電話は控えさせて頂きました。

右、お礼まで申し上げます。 草々

12月31日 〇〇〇〇代△△

◎◎◎◎様

    

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