娘の舅の入院(はがき)

結婚した娘(次女)のお義父さんが入院されました。車で20分の所にある病院なので、パジャマ(入院で必要になりそうなものを、娘に予め聞いています)とお見舞いの金封を持参し、伺いました。

結びきり(繰り返さない意味)の紅白水引の祝儀袋に現金を包みます。


ほどなく退院されましたが、この先数ヶ月の間で、二度ほど入退院を繰り返すことになるそうです。


まだ現役で仕事をされている方ですので、お見舞いの方が多かったのでしょう、御返しの時期について気にされ、娘に相談があったようです。


『全快祝い』『快気祝い』で送付するには早すぎます。かと言って治ってからでは、時期が間延びし過ぎます。

デパートの店員さんに相談すると良く御存じです。

『お見舞い御礼』と表書きして送付することが良いのでは、ということになり娘は早速お姑さんに伝えました。


………


高い空にうろこ雲、道を歩けば金木犀が濃厚な香りを放ちます。


その後、御主人のご病状はいかがでいらっしゃいますか。お見舞い申し上げます。


ご子息からは予後は良好と伺い、何よりと安堵しています。


また、この度は丁寧なご挨拶の品をお送りくださいまして有難うございました。


お見舞いの品も心ばかりの物でございますのに この様にして頂いて申し訳ない事でございます。

心より御礼申し上げます。


これから寒さに向かいます折り、くれぐれも御養生専一に、お大切になさいます様、御祈り申し上げます。


また奥様にはお疲れ出ません様、何卒御自愛下さいませ。

お礼まで申し上げます。

これにてごめん下さい。


追伸

娘には、いつも何かと御心遣い頂いている様で有難うございます。

心より御礼申し上げます。

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