ご無沙汰している甥夫婦から娘の結婚祝い(御礼状)

夫は兄弟が多く、甥や姪も大人数です。それぞれに配偶者を持ちますと、縁遠くなります。


甥(夫の姉の息子)夫婦が、子供と共に東京へ転勤して行きました。

会うこともなくなり、彼らの子供の入園、入学の機会に気付かないまま、御祝いする事はありませんでした。

ところが、私達の娘が結婚後二か月して、お祝いが送られ驚きます。

多分、夫の姉である母親から伝え聞いての心遣いだと思われます。

ばつの悪い思いでした。


夫も私も恐縮し、内祝いの品と共に一言詫びた挨拶状を書きました。


………


本年も一週間を残すばかりとなり、気忙しい毎日です。

久しく御無沙汰していますがご家族皆様お元気でいらっしゃいますか。


この度は娘の結婚に際しまして、丁重なお祝詞ならびにお祝いの品をお送り下さいまして誠に有難うございました。


お心遣いに感謝致します。


御子息も大きくなられた事でしょう。

ご家族の節目、節目のお祝い事に気付かず失礼している事と存じます。何卒お許し下さい。


内祝いのしるしまでに、心ばかりの品をお送り致します。何卒お納め下さいます様お願い申し上げます。

ますます寒くなって参ります。

皆様くれぐれもご自愛下さいまして、良いお年をお迎えください。

右、御礼まで申し上げます。


これにてごめん下さい。

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