うしとら的ロードムービーチーレム

行く先々で現地妻が増えていき、最終的にはチーレムに。
そこまでの苦戦もなくストレスフリーに楽しめる作品です。

後半になるとペダンティックな言い回しと、裏設定の断片的かつ唐突な提示が多くなり、何を読み手に伝えたいのかサッパリになるのが、唯一にして致命的な難点。

そんなに衒学的にならずとも、多くの人があなたの作品を楽しんでいますよ。

序盤の明快さに立ち返ってもらえる日を待ちながら、今日も惰性で読んでいます。

このレビューの作品

槍使いと、黒猫。