長編ではありますが、長さを感じさせない読みやすさと、ストレートで感情移入しやすい表現のおかげで、スラスラと読めました。
一気読みもできると思いますが、その場合は、ティッシュかハンカチをご用意してから読み始めてください。
ただの恋愛小説だと思っていて、最後の方も、『ああ、こういうパターンね。よくあるよくある』とか油断していましたが、二回くらい裏切られました。
ありがとうございます。
タイトルには、“最後の恋”とありますが、それがどんな意味を持つのか、読む前に想像をしてみてほしいです。
そして、その本当の意味を、ぜひ自分の目で確かめてみてください。