冒頭からこれでもかという程の理不尽が続き、その時点でかなり人を選ぶ作品だと思います。
ただそれが『才能と努力』というテーマに根差したものであり、作品そのもののテーマ性をハッキリと提示しています。古来から人々の頭を悩ませるテーマであるため、そこもまた読む人にとっては敬遠してしまう材料になるかもしれません。
しかしだからこそ、この物語で描く意味があり、主人公とリンクして共感や感情移入できる一因になると思います。
物語の結末、主人公の旅の行く末次第では、読んだ人に深い感動や勇気を与えることのできる作品になると感じました。
『努力が常人の2割しか報われない、ならば五倍努力すれば常人になれるのだ』という主人公の精神性は本当に好きです。
他作品より一味も二味も違う魅力に溢れているので、今後も独創性のある展開に期待したいです。
地球○衛軍を初期HP・初期装備でInfernoクリアしろと、無理難題を言ってる感じか?
それか、○ンハンなら初代リオ○ウスを初期装備で倒せって感じか?
もう、常にマゾくてニューゲームみたいな感じです。
個人的な感想ですが、近年のチートを使ってさらに攻略本片手にゲームしているようなテンプレファンタジー物よりよっぽど面白い。
導入部があまりにハードなため、たぶん心折れる読者は多いと思いますが、それ以降はそこまでハードでは無い展開で、子供が苦労と努力をして成長するストーリーを楽しめます。
ちょこちょこと挟まれる言葉遊び的な部分も面白い。○闘将とかね、オイラみたいな○○コ好きにはたまらんです(笑)
まあ、とにかく読んでみて下さい。文字量は多めですが、驚くほどすらすらと読めます。
何だったら、ハードなプロローグぶっ飛ばして『軍事帝国バウ編』から読み、そのあとにプロローグ読んでも良いかもしれません。
そう言いたくなるほどに、まずこの物語を読んで頂きたいです。
あ、レビュー書いたんでフォロー外しますが、常にストーリー追わせて頂きます(笑)
またストーリーが進んだ頃、レビューさせて頂きますね!