第4話光と闇の中で
ここはミルーユ王国のとある教会。その教会の屋根に立つ二人の幼子。
二人は金髪碧眼で片方は前髪を左に流し、もう片方は右に流している。二人とも男の子のようだ。
「なあ、ガーベル。ボクたちはこのまま何もしなくていいんだよね。」
右に流したほうが、もう一人に問いかける。その透き通るような青い瞳は少しいたずらっこのような感じを持たせた。
「あぁ。メッサー。ぼくたちは何もしなくていい。だってそれは、」
「「あの方の指示だから。」」
依然としてまだ町は宵闇に包まれたままである。
吸血鬼は決して惡を望まない 翼 侑希 @runa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。吸血鬼は決して惡を望まないの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます