007・大開拓時代

 昔、昔。嘗て繁栄を極めた文明の名前が忘れ去られ、一度はすべて暴かれた世界の形が再びわからなくなってしまうくらい昔。世界樹の聖剣を携えた勇者が、世界を滅ぼさんとする【厄災】と戦った。


 八体の精霊と世界樹に祝福された勇者と、邪気の集合体である【厄災】。彼らの戦いは苛烈を極め、七日七晩続いたという。そして、八日目の朝日が昇ると同時に、勇者は【厄災】の胸に、世界樹の聖剣を突き立てた。


 そう、勇者は【厄災】を見事打倒し、世界を救ったのだ。イスミンスールの崩壊は、勇者の手により阻止された。


 だがそれは、世界中に構築された人間社会、それらの崩壊の合図でもあった。


【厄災】は死の直前、残された力のすべてを使い、全人類に呪いをかけた。その呪いは八体の精霊と、世界樹にまで及んだという。


 呪いにより八体の精霊は封印され、世界樹はマナの放出を止めた。そして、人類は最強の武器を失う。


 それは“レベル”と“スキル”であった。


 経験と反復により、多少の差異はあれど誰もが超人へと至ることを可能にする、人類最強の武器。


【厄災】は呪いにより、その二つを人類から取り上げたのだ。


 勇者の手により【厄災】は倒れ、イスミンスールは救われた。そして、その救われた世界に“レベル”と“スキル”を失った人類が残された。魔物という人類の敵が跋扈する、この過酷な世界に。


 その現実に、人類は必死に抗った。だが、それらは一様に無駄な抵抗だった。


 屈強な戦士に守られていた剣の国も、優秀な魔法使いによって守られていた魔導の国も、“レベル”と“スキル”を失った直後、瞬く間に魔物に滅ぼされてしまう。


 “レベル”と“スキル”。この二つがなければ、人類は魔物に太刀打ちできないのだ。


 時は流れ、多くの国が亡び、人類はその版図のほとんどを失った。唯一残ったのは、世界樹が根付く地、世界の中心たるユグドラシル大陸のみ。


 人類はユグドラシル大陸に引きこもり、何とかその命脈を保った。大陸の外に生息する屈強な魔物に怯えながら、静かに、ひっそりと。


 その後、人類の歴史は長い停滞を迎える。長い長い停滞だった。その停滞は永遠に続くように思われたが——ある日、小さな変化が訪れた。


 とある猟師が森へと狩りに出かけたときのことである。一匹のラビスタが、友好的な様子で猟師にすり寄ってきたのだ。


 ラビスタは、ユグドラシル大陸全土に生息する、弱いながらも縄張り意識が強く、好戦的で知られる魔物だ。そんなラビスタが人に好意を示し、あろうことか懐いたのである。


 猟師はそのラビスタに愛着が湧き、家へと連れ帰った。そして、その日の夜、猟師は奇妙な夢を見る。


 それは、白い部屋の夢。白い部屋に、自分と自分そっくりの人形が置かれている、奇妙な夢。


 猟師は、そこでソウルポイントなるものの存在を知る。どうせ夢だと軽い気持ちでそのソウルポイントを使用した猟師は、夢から覚めた後、いつも通りの朝を迎えた。そして、ラビスタを従えて狩りにいく。


 するとどうだろう。体が別人のように軽いではないか。猟師は意気揚々と狩りを終え、ラビスタと共に家へと戻った。その日の夜、猟師は昨日と同じ夢を見た。白い部屋の夢を見た。


 これが切っかけになったかのように、ユグドラシル大陸の各地で魔物が人間に懐くという現象が頻発するようになる。そして、魔物を手なずけた全ての人間が、毎晩同じ夢を見るようになったと口にした。ソウルポイントという未知の力があると声を揃えた。


 何かが起こっている。


 各国は総力を上げて調査に乗り出し、ソウルポイントの研究を始めた。そして、ソウルポイントは、いわば魔物版の “レベル”であり、古来より魔物が使用していた自己強化手段であることを突き止めた。


 打倒した相手の魂を取り込み、それを使って自身の魂に干渉、作り変える。肉体は魂の影響を受けるので、肉体は作り変えられた魂そのままに変質する。魔物はこうして自身を強化し、スキルを習得していたのだ。


 魔物だけのモノだったはずのソウルポイント。しかし、魔物と心を通わせることで、その力は人類の手にも渡ったのである。


 人類は狂喜乱舞した。ソウルポイントという“レベル”に代わる新たな武器を手に入れ、“スキル”を取り戻したのだ。しかも、魂に直接作用するソウルポイントは、若返りや、体の整形すら可能にした。手が届くのである。誰もが夢見る不老長寿に、誰もが羨む美貌、美体に。


 人類は、久しく忘れていた欲望を刺激された。そして、その欲望は活力となり、人類の反撃の狼煙となった。誰もが未開の地に思いを馳せ、ソウルポイントの可能性に夢を見た。


 魔物のテイムに成功した者は、我先にとソウルポイントで自身を強化し、ユグドラシル大陸の外を目指した。各国は新たに『開拓者』という職と制度を作り、それを後押しする。


 そう、世はまさに——


「大開拓時代!!」


 と、イスに腰掛けたイルティナが、右手を握り締めながら高らかに宣言した。狩夜は「お~」と感心した声を出し、胸の前で軽く拍手をする。レイラもそれに続いた。


 場所はイルティナ邸のリビング。そこに置かれたテーブルにつきながら、狩夜は対面に座るイルティナの言葉に耳を傾けていた。


 異世界人であるという狩夜の言葉を聞いたイルティナは、幾つかの質問をした後、狩夜の言葉をあっさりと信じた。ありがたいことではあるのだが、少々拍子抜けである。


 イルティナいわく、この世界にやってきた異世界人は、狩夜が初めてではないらしい。


 有名どころでは、世界の危機を幾度も救ってきた勇者たちだ。この世界、イスミンスールは、過去四度滅亡の危機に瀕したという。しかし、その度に異世界から勇者が現れ、危機を打ち砕いたのだとか。


 だが、先ほどの話を聞く限りでは、四人目の勇者は【厄災】とやらに勝ち、イスミンスールを救ったとは言い難い。むしろ、最後に笑ったのは【厄災】の方だったのではないだろうか? 現にイスミンスールの人類は、今も困窮した生活を送っている。


 そう、ここは異世界・イスミンスール。天国ではなく、異世界。魔物という人類の敵が闊歩する、過酷な世界であった。


 ——僕、本当に異世界に来ちゃったんだなぁ……って、感慨にふけってる場合じゃない。今は情報収集に徹しよう。


「あの、いくつか質問いいですか?」


 自身の語りに興奮した様子のイルティナに向けて、右手を上げながら口を開く狩夜。するとイルティナは「かまわないぞ、何でも聞いてくれ」と言葉を返してくる。


「それでは遠慮なく。どうしてユグドラシル大陸だけが無事だったんですか? ここにも魔物はいるでしょう」


 狩夜はイルティナ邸の床を、ユグドラシル大陸を指さしながらたずねる。するとイルティナは窓の向こう、彼方に聳えるあの大樹に視線を向け、口を開いた。


「それは、ユグドラシル大陸の魔物がとても弱いからだ。世界樹のおかげでな」


 狩夜もあの大樹、世界樹とやらに目を向ける。


「世界樹は、呪われた今も必死に世界を守ろうとしているのだ。厄災の呪いにより、大気中にマナを放出することができなくなった世界樹だが、なにも能力の全てが失われたわけではない。世界樹は取り込んだ水を排出する際、その水に多量のマナを溶かしこむ。そして、水の流れを利用して、この大陸全土にマナを届けているのだ。この大陸の水はとても美味しいだろう? それは、水の中に多量のマナが含まれているからなんだ」


「へ~」


 深く頷きながら声を漏らす狩夜。川の水がとてつもなく美味しく感じたのは、それが理由であるらしい。


「魔物といえど、水がなくては生きられない。マナが溶けた水や、その水で育った植物からマナを体内に取り込んだ魔物は、魂を浄化されて弱体化する。現に、この大陸の魔物は弱い。“レベル”と“スキル”を失った人間が、工夫次第で問題なく倒せるぐらいには——な。厄災から数千年、私達人類が今日まで生き永らえることができたのは、世界樹のおかげなんだ」


 こう口にした後、イルティナは世界樹への感謝を表現するように、窓に向かって小さく一礼する。


 狩夜は「なるほど」と頷く。人類存続の理由は理解できた。だが、一つ腑に落ちないことがある。


「ですが、イルティナ様。僕、この大陸でとんでもなく強い魔物を見たことあるんですけど。なんかもう、狩ろうと思ったら、武器を持った大人が数十人規模で必要になりそうな奴」


 狩夜は、昨日遭遇した漆黒の四足獣を思い出しながら口を動かした。あの四足獣はウサギモドキ——ラビスタとは明らかに格が違った。レイラが瞬殺してしまったが、それはレイラだからできたことである。あのダンプカーみたいなのが、そう簡単に倒せるとは思えない。


 そんな狩夜の言葉に、イルティナは真剣な顔でこう答える。


「ああ、それはきっとぬしだな」


「ぬし?」


「ソウルポイントが、魔物版の“レベル”だという説明はしただろう? つまり、魔物の方もソウルポイントを使って、自身を強化できるわけだ。魔物同士が共食いをして、強くなると考えてくれればいい。ここまではわかるな?」


「はい」


「野生というのは弱肉強食。当然だが偏りが出る。主というのは、広範囲の縄張りを牛耳り、ソウルポイントを独占している魔物のことだ」


「ソウルポイントを独占……」


「そう、独占だ。他の魔物との生存競争に勝利し、一度主として縄張りに君臨すれば、もう主の優位は揺るがない。他ならぬ主が、自分の縄張りで自分以外の魔物が台頭することを許さないからな」


「なるほど、正に主ですね——って、ちょっと待ってください。なら、主を放置したら、そいつは独占したソウルポイントで、際限なく強くなっていくってことじゃないですか?」


「その通りだ。主はできる限り早く狩った方がいい。時と場合によっては、国を挙げての大規模な討伐隊が組まれることもある。カリヤ殿は運がいいな。先ほどの説明で理解したと思うが、主はマナによる弱体化を上回る速度で自己を強化し続けるため、とてつもなく強い。他の魔物とは一線を画する。開拓者の間では『ソロのときに主を見たら生きて帰れない』という噂があるくらいだ。カリヤ殿が無事でよかったよ」


 イルティナはそう言って小さく笑った。そして「まあそのぶん、倒したときには大量のソウルポイントが手に入るのだがな」とつけ足した。


 どうやらレイラが食い殺した漆黒の四足獣は、あの辺りを牛耳っていた主ということで間違いなさそうである。確かに、ラビスタや巨大芋虫とは一線を画する強さ、存在感だった。


 しかし、そうなると——だ。その独占したソウルポイントで、かなり強化された魔物であるところの主を、あっさり食い殺したレイラっていったい?


 頭上にいる旅の道連れの強さと異常性を再確認し、狩夜は生唾を飲む。


「主の存在と、その強さは以前から知られていたが、放置による危険性が認知されたのは最近だ。ゆえに、このユグドラシル大陸にもまだまだ多くの主が残っている。主には迂闊に近づかないよう、カリヤ殿も十分に気をつけた方がいい」


「放置の危険性が認知されたのが最近? なぜです?」


「各国の研究機関がソウルポイントの存在を公にしたのが最近だからな。それまでは、主は突然変異の強い魔物で、極力近づかないほうがいい程度の認識だったのだ」


「えっと……具体的には何年くらい前です?」


「初めて魔物がテイムされたのが大体五年前。国がソウルポイントの存在を公にして、開拓者という新たな職と制度を用意したのが、三年くらい前だな」


 三年前。本当に最近のことだった。


「なら、肝心の開拓はどうなってるんです? 人類の版図は、その三年でどれくらい広がったんですか?」


「人類の版図は、いまだにほとんど広がってはいない。私たち開拓者は、ユグドラシル大陸の外にようやく足を踏み出したところだ。今の最前線は、ユグドラシル大陸の東端からいける、ミズガルズ大陸の西端だな」


 イルティナはここで言葉を区切ると、申し訳なさそうに苦笑いを浮かべた。次いで、こう言葉を続ける。


「情けない成果だと思うかな? 異世界人殿?」


「い、いえ……そんなことは……」


 狩夜は慌てて首を左右に振るが、イルティナの表情は晴れなかった。暗い表情のまま口を動かす。


「取り繕うことはない。かく言う私も情けないと思っている。だが、仕方のないことなのだ。武器も、力も、情報も……なにより開拓者の絶対数が足りていない」


 声色を真剣なものに変えながら、イルティナは開拓者の現状を語る。


「先ほども説明したが、今は大開拓者時代だ。誰もがソウルポイントを求め、開拓者になりたいと願う時代。だが、開拓者になるには、真っ先に越えなければならない難関がある」


「わかるだろ?」と言いたげに、狩夜に意味深な視線を向けてくるイルティナ。そんな彼女に、狩夜は簡潔に答える。


「魔物をテイムすること……ですよね?」


「そう、魔物のテイムに成功する。それが、開拓者としての第一歩だ」


 狩夜の回答に満足げに頷き、イルティナは話を続けた。


「開拓者になるには、まず魔物をテイムしなければならない。だが、けして楽なことではないのだ。命懸けな上に、確率がとても低い」


「あれ? さっきは頻発してるって……」


「それはユグドラシル大陸全体での話だ。だが実際には、その確率は百分の一とも、千分の一とも言われている」


「うわぁ……」


「こればかりは、もうほんとに運でな。一回でテイムに成功する者がいる一方で、何度魔物と遭遇してもテイムできない者もいる。幸運の女神は気まぐれだ」


 どこかで聞いたことのある話だった。主にネットゲームとかで。


「魔物をテイムできる幸運な者は、さほど多くはない。まあ、魔物をテイムする以外にも開拓者になれる方法が、もう一つだけあるのだがな……」


 イルティナは、自身の後方に控えるメナドに視線を向ける。狩夜もつられてそちらに目を向けると、メナドが優雅に頭を下げてきた。


 そんなメナドを見つめながら、狩夜は口を動かす。


「魔物のテイムに成功した開拓者、そのパーティに加入すること……ですか?」


「その通り」


 イルティナは、狩夜の言葉に深く頷きながら言葉を続ける。


「魔物のテイムに成功した開拓者。そのパーティに加入すれば、パーティメンバーはソウルポイントで自身を強化できるようになり、正式に開拓者を名乗ることが許される。もっとも、テイムに成功した正式な開拓者に比べ、開拓者ギルド内での立場が低く、幾つか制限も発生するがな」


「なるほど」


 こっちの方法なら手軽だし、何より安全だ。できればこの方法で開拓者になりたいと思っている人は大勢いるだろう。そして、これは魔物をテイムした人間にもメリットがある。仲間が、戦力が増えるのだ。命懸けの開拓の中で、これほどありがたいことはない。


 つまり、テイムした魔物は、開拓者にとって大切なパートナーであり、パーティの要でもある、ということだ。なんとしても守り抜かなければならない。


「なら、イルティナ様がテイムした魔物は……えっと、あの子ですか?」


 狩夜はイルティナ邸のリビングをざっと見回した後、部屋の隅に置かれた竹製のケージ、その中で飼われている一匹の小動物を指差した。


 それは、体長三十センチほどの栗鼠リス


 茶色の毛皮に、可愛らしい外見。姿形は地球の栗鼠と大差はないが、一ヵ所だけ大きな違いがあった。


 額である。


 その栗鼠の額には、真っ赤な石がめり込んでいた。その石は、まるで赤珊瑚の如く美しくきらめき、見る者を魅了する。


 王女のパートナーに相応しい、可愛らしい魔物だなぁ——と、狩夜は思っていたのだが、狩夜の指を辿るように視線を動かした後、イルティナは首を左右に振って否定の意を示した。次いで言う。


「いや、あの子は違う。あれはラタトクスといってな。魔物ではなく、普通の動物だよ」


 どうやら早とちりだったらしい。イスミンスールには魔物だけでなく、普通の動物もいるようだ。


 狩夜は「へぇ、ラタトクスか」と小声で呟いた後、次のように言葉を続ける。


「普通の動物ということは、愛玩動物ペットですか? 可愛らしいですね。イルティナ様は栗鼠がお好きなんですか?」


「いや、それも違うな。私たちがラタトクスを飼っているのは愛玩目的ではなく、額の宝石に備わった通信能力が目当てだ」


「通信能力?」


 イルティナの発言の一部を復唱しながら首を傾げる狩夜。そんな狩夜に対し、メナドが補足説明を開始する。


「はい。ラタトクスは遠く離れた同族と、額の宝石を使って声のやり取りができるのです。別名、森のメッセンジャー。その可愛らしい容姿と、通信能力の利便性から、非常に人気が高く、様々な分野で日々大活躍です。裕福な家庭ならば、大抵一匹は飼育していますよ」


「へー」


 確かに便利な能力である。電話なんてない世界だ。人気が出るのも頷ける。


 しかし、そんな特殊能力を有する生き物を、果たして普通の動物と呼んでいいのだろうか?


 普通の動物と魔物の違い。それについても後で聞いた方がよさそうである。


「それじゃあ、イルティナ様のパートナーはどこに?」


「もうこの世にはいない。私のパートナーは、二年半前にあった【スターヴ大平原攻略戦】の最中に戦死した。私が開拓者として一線を退き、このティールを造ったのは、それが理由だよ」


「……すみません。聞かない方がよかったですね」


「カリヤ殿が気にすることではない。気持ちの整理ならもうついている。ちょうどいい。ラタトクスを使って、都の父上にも今日のことを報告しておくとしよう。カリヤ殿、少々席を外すが、かまわないか?」


「あ、はい。もちろん」


「すまないな。メナド、私が戻るまでの間、カリヤ殿のお相手を頼むぞ」


「はい、お任せを」


 イルティナはこう言い残して席を立ち、ラタトクスの入ったケージを手に取った後、寝室のほうへと消えていった。


 イルティナを見送った狩夜は、メナドが入れてくれたお茶に口をつけ、新たに得た情報と、この後聞かなければならないことを整理する。


 いつの間にか日は沈み、外は既に夜であった。だが、イルティナ邸での情報収集は終わらない。


 聞きたいこと、知りたいことは、まだまだいくらでもあるのだから。

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