冒頭から引き込まれました。映画化とか映像化してほしいなーと思います。
描写も丁寧で、読みやすく、とても素敵。

メインキャラクター達がとても魅力的。文章も小気味よく、何度も読みたくなる作品です。
こんな作品をもっと読みたい！

主人公ふたりや周囲の人々との関係性は、ときどきせつなくなったり、うらやましくなったり。ニューヨークに暮らす人の日常もかいま見ることができて興味深く、いろいろと楽しめます。
新作がでるたび、好きな話を再度読み直してしまったり。
ニューヨークいつか行くことがあれば、彼らとすれ違えるんじゃないかという気さえします。

ニューヨークの空気も届くような格好良い描写があったと思えば、ホームドラマのほっこり、うるりも見れてとても面白いです。
人物像がそれぞれきちんと立っていて、脇役も輝いています。
文体も独りよがりでなく読みやすいので、ぜひご一読ください。

舞台はNYで登場人物もアメリカ人なのに、どこか和風な奥ゆかしさが変化球で面白い！

楽しめるラブコメです。文章も上手い。外国が舞台で横文字いっぱいで、とっつきにくそう？と敬遠されてる方がもしかしたら結構いらっしゃるのかもしれませんが、もったいないです。構えることはありません。テレビや映画を観ているように読めます。合間合間にシリアスあり。全編に英語圏ならではの、洒脱なジョークやシーンがてんこもり。しかもスベってない、笑えます(私は)。感心もさせられました。外国のそういうノリが好きな方には特におすすめしたい。作家は外国人でこれは翻訳されたものなのかと最初思ってましたが作者はちゃんと日本人でした。
説明的でない映像的な描写が、行間まで読ませてきます。ドラマ化してくれ。