案外見ないライトノベルのスポーツもの。
多分作者自身、身をおいたことのある人が少ないからではないでしょうか。
ルールは知っていても、練習風景は書けない。その部独特の習慣や風習も知らない。
魔法や異世界はなんの知識もない帰宅部でも書ける、とは言いませんが
文芸って実際そういう部分があると思います。
なので私は、とあるひとつのスポーツが題材の部活モノを見ると感心してしまいます!
小学校から高校までいろいろなスポーツをしていた自分でも書けるか微妙な題材を、キレイにストーリーに落としているからです。
で、この作品のすごいところはちゃんと会話がライトなんです! 楽しく読める。
ヒロインと主人公の会話がコミカルで、話の持って行き方は自分の目指すものに近いなと思いました!